はなみずきの家

はなみずきの家

末期がん患者様の賃貸住宅「在宅型ホスピス」


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雨がふるたびに暖かくなってきました。

川越の庭の雪柳が満開です。

そして、患者様のご家族に頂いたアマリリスの水耕栽培

毎年、素敵な花を咲かせます。

 

先日、川越のテラスの外灯に鳩が巣作りました。

最初は何もなくて枝を運んでも全部下に落ちてしまうので、かごを取り付けました。

こんな場所に巣を作るとは、きっと新婚の鳩に違いありません。

時々、二羽で巣を留守にしてしまうので心配です。

留守の時にかごの中を見て見ると卵が1こありました。

患者様たちが毎日鳩の夫婦を見守っています。

元気な鳩の赤ちゃんが産まれるといいなぁと思っています。

 

3月初めに亡くなられた70代の食道癌、膀胱癌手術され、その後肺転移の独身の男性の患者様

5年前に近くのサービス付き高齢者住宅に入られ、それからずっと訪問診療をしてきました。

はなみずきの家には3年前から入居され、大好きなタバコとお酒を毎日楽しまれていました。

最初は焼酎をお湯割りで飲まれていましたが、亡くなる1年くらい前からは毎晩缶ビールを6本飲まれていました。

人と接するのが苦手な方だったので、私たちがお部屋に行っても、ほとんど会話がありませんでした。

ただドクターとはきちっとお話されていたので、女性が苦手だったのかもしれません。

お食事は美味しいとは言ってもらえませんでしたが、毎回完食されていました。

貧血がひどくなり、ふらふらになってしまった時は、病院に輸血に行かれました。

亡くなってから患者様の妹さんが

「兄は照れ屋で私ともほとんど話しませんでした。でも、病院で輸血した時は、早くはなみずきの家に帰りたいと言ってました。

3年もの間、好きに暮らせた兄は幸せでした。」と・・・

何も言ってくれませんでしたが、妹さんのお話を聞いて、はなみずきの家の良さは分かっていただけていたのだと、とても嬉しく思いました。

 

 

 

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