懐かしい料理

 

娘が1週間の東京出張から帰ってきた。

取引先の相手100人と名刺交換をした日もあったとか。

 

大きな商談を初めて経験してきた娘。

行く前に比べて、たくましくなったように見えた。

 

帰宅した夜、

「何も食べてない」と言うので、

娘の好きなトウモロコシご飯を炊いた。

 

 

娘は来週末から、ひとり暮らしを始める。

その日からパパも、30年ぶりのひとり暮らし。

 

引っ越し前に出張を入れなくてもいいのに。

 

娘が東京に出かける前、そうぼやいたりしてみたが、冷静に考えてみると、良い予行練習になった。

 

 

 

これまでは、娘がいたから、台所に立った。

ひとりになったら、僕は自分だけのために三度の食事を作るのだろうか。

 

そんな不安もあったが、無駄な心配だった。

むしろ、娘がいるとき以上に毎日ちゃんと料理を作った。

 

みそ汁、納豆、玄米ごはん、オクラとめかぶの酢の物、鶏むね肉のハム、ツナサラダ、ほうれん草のおひたし、糠漬・・・。

 

不思議なもので、妻が生きていたころ、いつも家族に作ってくれた懐かしい料理が食卓に並んだ。

 

ひとりだけど、ひとりじゃなかった。

 

 

 

 

 

 

来月11日(妻の命日)は東京ライブ。会いに来てください。お待ちしています。