しつこいですが、私大河ドラマは見たいのに見れないので、記事書いておられる方にいいね!しまくってます。

…だれこれ?と思われた方。こういう事情なんです。書いてくださって、ありがとうございます!

15話はすごい盛り沢山だったみたいで。読んでるだけだと45分に収まる?って思うほどです。

 

それで一つびっくりしたのが、詮子さまが職御曹司に移られた話。

職御曹司って、中の関白家が没落して定子さまが落飾した後、諦められない一条帝が呼び戻そうと努力したけど、出家した方を内裏には入れられず、内裏外の職務室に留め置かれた…って場所。ハチやムカデがわいてて、鬼が出るという。今で言う幽霊の出る事故物件。って以前書いた覚えが。

 

そんな所に皇太后詮子さまを移した?

この定子さまの未来の伏線として、また脚本家の先生が編み出したファンタジー?

と思ってWikiで調べたら、本当に移っておられたんですね!短期間みたいですが。

詮子さま、後に出家して東三条院におなりになるので、ずっと実家の兼家パッパ邸(=東三条院)に住んでおられたのかと思ってました。

あれ、道長邸もあの辺のはず。同じ邸宅?隣合ってた邸宅?

 

いやでもせっかく国母で皇太后になった詮子さまを内裏から追い出したらあかんよね。

道隆さま、焦りすぎのフライング。いくら権力欲の強い妹が邪魔だとしても。

でもそれをできるほど、詮子さまが拒否できないほど、道隆さまが強権だったということですね。

 

なので道隆さまが亡くなり、定子さまが出家して内裏に戻れなくなった時、奇しくもこの職御曹司に住まわれることになったと。

まあ、これは詮子さまの意図されたご指示ではなかったかもしれません。結果的にはそうなっただけで。

 

そこで有名な話。

詮子さまは円融帝時代に皇太子を生んだ。なのに皇后位は皇子のない遵子さまに奪われた。その時遵子さま側に「こちらの女御様(詮子さま)はいつ立后なさるのかね。」と皮肉られたそうです。

後に皇太子が即位して皇太后になると、今度は詮子さま側が遵子さまの局に「素腹の后(子供のいない)はどちらにおいでですか。」と言い返したとか。

 

詮子さまが職御曹司に一時でも住まわれたと知った時、思い浮かんだのがタイトルの半沢詮子。

「やられたらやり返す。倍返しだ!!」あの緊迫した音楽が聞こえるわ~。

メソメソ泣いて耐えるだけじゃないところ、私は好きですけどね~、詮子さま。中の関白家、定子さまの敵だけど。(私は源氏物語には好きな女人がいません。)

煮えたぎる怒りを抱く詮子さま。こえ~。(怖い)

「おのれ…、今に見ておれ!!」