大変長らくお待たせしてしまいました ![]()
ココナラ再開しました。
たくさんの方々が3年もの間再開待ちのご登録をしてくださりありがとうございました。
ご興味のある方、のぞいてみてくださいませ。
hana sasakiさん(ミディアム ヒーラー)のプロフィール | ココナラ
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雨女だと言われる。
何か月も前に計画をした旅行。
ホテルも博物館も予約をした
。
博物館は美しく整備されたお庭を持ち、人気スポットの一つとなっている。
動物園にも行こう
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その動物園はそれぞれの動物たちが持つ特徴的な能力や行動、感性を発揮できる環境を作っている。
さらに訪れた人たちがありのままの動物たちの生活や行動を見ることができるよう、習性をうまく生かし活用しながら見せ方の工夫を行っていることでも有名な動物園である。
遠方にあるこの動物園はなかなか行けなかったけれど、ようやく今回行けそうだ
。
超有名な温泉郷は浴衣を着た散策が似合いそうな、古き良き街並みが続いている。
私たちのわくわくは日に日に高まっていって、どこで何を食べようか、最高の計画を立てていく
。
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雲行きが怪しくなるのはいつも2週間ほど前からだ
。
快晴続きだった天気予報がだんだん陰ってくるころだ
。
天気図の波が近づいてくる。
天気予報士さんが不思議な棒で動かす太陽のマーク
は雲のマーク
に変わり、必ずしまいには雨マーク ![]()
となっていく。
「やっぱりな
。」とこっちを見ながらため息をつかれたって、私何もしていないもん。
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思い通りにいかないことってある。
というより思い通りにいかないことの方が多いんじゃないかな。
たくさんの分岐点があった。
一発目で届いたこともある
。
三度頑張ってようやく届いたこともある
。
私は一度や二度の失敗ではめげない方だと思っている。
むしろ失敗によりガッツが高まってくるというのは、私の場合は粘り強いというのではなく、そうありたいと思う気持ちが単に強いからだろうと思っている
。
届かないと諦めたこともある。
諦めることは苦渋の決断だったけれど、それは私の努力だけではどうにもならなくて、分岐点の手前で立ちすくみ、もがいて悲しんで苦しんで、叶えられない一方の道をなかったものと言い聞かせ、それでも引かれる後ろ髪を手で払いのけながら諦めたこともある
。
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どうにもならないことってある。
どんなに努力したって我慢したって考えたって、もうどうにもならないことってある。
自分が変わってやりたいと、家族は悲痛な思いを込めるけれどそれだって叶わない。
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10年ほどの闘病の末、naoko
が亡くなった。
病気が進行していることを知ったその時も、あれこれ調べたって心配になるだけ! と、いつも未来を見つめていた。
この足じゃ普通動けないよ!と、それでもフツーに行動しているnaokoと笑いあった1週間前のあの時。
自分でも感じていた終末の状況であったであろうに、症状が落ち着いた後の仕事の話をしていた。
1年後のコンサートのチケットを予約していたことは後から知ったことだけど、まだ若い彼女は、状況を十分に把握しながらも、そうやって一生懸命に未来を見つめていたんだろうな。
苦しいもんだね。
楽しかったよね。
顔を見せていて。
やっと呼吸をしている彼女が家族に向けて話していた最後の言葉。
あと何分残されているのかわからない自分の状況を、ちゃんと受け入れていたんだな。
あふれる涙を悟られないように、私必死だったんだよ。
立派だな。 素晴らしい生きざまだね。 naoko
。
思い通りの 人生じゃないとしても それを幸せと 選ぶことはできる
なんて素敵な言葉だろう。
私の手なんか到底届かない崇高な生きざまだ。
きっと全てを「受け入れる」ということなのだろう。
どうにもならないこと。
どんなに努力したって我慢したって考えたってもうどうにもならないこと。
naoko
いったいいつから受け入れてきたのかな。
naoko
の大切なお父さんやお母さん、お姉さんをどうか支えてね。
naoko
の姿が見えなくなった悲しみを持ち続けたまま生きていく、大切な家族を支えてね。
我々・・修行の一環としてトランスに入ることがある。
トランスとはいわば 「入神」
・・。
お体に入っていただく状態のことを言っており、代弁させていただいたりする。
とてつもなく怖げな響きだけど、トランスと言っても段階があり
「ちょっとだけ」 から
「全部」 まで 様々だ。
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相変わらず半信半疑かつ怖がり
なhanaとしては
「全部」
引き渡すほど太っ腹にはなれず
「ちょっとだけ」
のさらにさわりの段階でもう自己ブレーキを強く踏む。
「ちょっとだけ」
だと当然今自分が何をしているか、
何を考えているか、
周りで何が起きているか、フツーにわかっており対処も可能だ。
ところが 「全部」
だと全て引き渡してしまうため、
心身ともに全てをコントロールされた状態になっちゃうの。 こわっ
。
自動書記も 「全部」 に該当すると思われるミラクルな現象だ。
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トランスに入って何をするかというと、
霊様がお伝えになりたいお言葉を自分の声を使ってお話しいただく
ということを行っていく。
いわば普段のリーディングは引き渡さないまでもこれと似た状態だ。
そんなことであるならば、やはりれは霊格の高い霊様
に
おいでいただかなければ困ります・・。
もう何年前になるのだろう。
まだまだ駆け出し修行者だった私と一緒にトランス入りをしていた 修行者A
。
突然お体の動きが変わり、
表情が変わり、
様々なことをお話しになりました。
「この世は苦である」
「人間の愚かさ・・」
「なぜ世の中は・・・」 などなど ![]()
現代人とは思えないお言葉使い、
かつあまり前向きとは思えない内容、
さらに苦しみに引っ張られるような引力を感じられるお話しを力強くされていた。
普段のかわいらしくやさしい穏やかな 修行者A
とは
全く違う空気感。
修行者A
自身の意識は奥にあり、
明らかにその言葉を発することに抗っている様子が伺える。
必死にその言葉や感情、
表情に抵抗している様子がわかり、そっと横目で観察をする。
“ほぼ全“ 状態で引き渡されると、
これほど様子が違ってくるものかと、
「もしや演技か
」 と疑いたくもなる変わりよう。
それが決して演技ではないと思われたのは、
「発する言葉」
に反して明らかにそれに
「抵抗している」
修行者A
の、
相反する様子に明らかな信憑性が感じられたからだ。
これはトランスといいますか、確実に憑依
がおこっている。
一緒にいた師匠も
当然その様子は察知しており、
こちらに戻ってくるように働きかけていました 。
ほどなく憑依
は解け無事帰還したけれど、
修行者A
は泣きながら
自分の意思ではないこと、
止めたいのに止められなかったこと、
その怖さを伝えておられました。
これはトランスの中でおきた憑依
。
その様子から
決して霊格が高いとは言えない霊様が
接触してこられたのだろうと誰もが察することができた。
師曰く、
あなたはトランスだけではなく
霊界との通信を試みることもまだ避けた方が良い。
時期が早すぎる。
先にやるべきことがある。
そういったことをお話しされ、彼女
のために退席を勧めておられた。
私が思うには、
修行者A
自身は
とてもとても優しい方なのであろうと思われた。
人の痛みも自分の痛みのように感じ
苦しむことができる優しい方なのであろうと思われた。
そんな方には人間だけではなく、
霊様であっても “聞いてほしい ” “癒されたい ” と願い、
接触してくるのだろうと思う。
ミディアムの修行の一つ、
伝わる気持ちに “飲み込まれないようにする” ということも
とても重要であると痛感した出来事だった。
心優しい人にとっては重労働だと思うけれど、自分の身を守るには大切なことだ。
苦しみを抱えた霊様に対し、いかに自分の気持ちとの間に垣根を作るか。
それもとても大切な修業の一つであると感じられた。
そんなhana。
半信半疑かつ怖がりでよかったなーと思っている
。
トランスはこれからも
「ちょっとだけ」
に留めておこう。
自分の人格や感情を死守し、
これからも 「全部は渡すまい!
」 と固持しよう。
そして同士の修行者A
。
またいつかご一緒させていただける時が来ればとても嬉しいです 。
また一緒にいろんなこと考えて行こうね 。