遅ればせながら8月31日は第四回単独ライブ「少女天国」でした。
来てくれたお客様、芸人さん。
お手伝いしてくれた芸人さん。
お力をかしてくれた方々。
このライブに携わってくれた全ての皆様に感謝します。
本当にありがとうございました。
今回のライブは今までのよりも特に「オリジナル」であることにこだわりたくて(当然なんだけど)フライヤーや音楽、映像など才能のある素晴らしい方々のお力をお借りして、わがままをたくさん聞いてもらいました。
その為、「まあいいか」と思う部分が一つも無く、今の僕が面白いと思うことが全部できました。
本当に皆さんのおかげです。
当日スタッフで来てくれた芸人さん達も早い入り時間で負担の多い作業だったと思いますし、実は会場入り早々アクシデントがあり予定通りにいかないことが多々あったのですが、それでもスムーズに進行できるようリハから本番までずっと気を回して動いてくれて無事ライブが終われました。
東京で初めての単独ライブ。
人気も人脈もなかったので集客に関しては不安しかなく実際にめちゃくちゃ苦戦しましたが、僕なんかに少しでも興味を持ってくれた優しいお客様、気にかけて友達を呼んでくれた仲間達のおかげでなんとか、(ほぼ)満席になりました。
上京してきた二年前、ライブにでることが怖くなりほとんどお笑いをしてなかったあの頃はもう単独ライブはできないと思ってました。やれて良かった。
終わった後、手伝ってくれた芸人に「次はもっと大きな会場でやってもいいんじゃないですか?」と言われましたが、あの地下の一室で、あの規模の会場で、お客様の息遣いがわかるくらい距離が近い舞台で、やるのが最高に充実感があって楽しかったのでしばらくはあそこでやります。
今回の単独は今までやってきたことの「まとめ+α」のようなライブだったので名古屋から来てくれてたり、今までの単独をみてくれた方はもしかしたら既視感を感じたかもしれません。
「おいおい、まただよ。アイツ後輩殺すことと女子高生作ることしか脳ねーのかよ」と思ったかもしれません。
でも、東京で初めての単独、1回目はどうしてもこういう形にしたかっし、今現在僕が面白いと思うことはこれだったので分かっていただけたら嬉しいです。
「売れること」を目標において活動しているのなら、こんなに単独ライブ、いわば1ライブに労力とお金をかけるのはどうかなと思います。実際どうかな、と思います。
ただただ、ずっとやっていきたいと思うからやってますが僕は上手いやり方をみつけるのが得意ではないので、どうにもいかなくなったらまたみんなの知恵をかりると思います。いつか必ずみんなに大きく還元できるまで続けるのが一番いいですよね。
最後にやったネタはダントツでウケませんでした。
あのネタに関しては僕はよくわかりません。
書き上げた時の記憶がないので、きっと僕が寝てる間に、単独の成功を阻止しようとした性格の悪い芸人がわざとああいうネタを書いたのでしょう。
今回の映像を作ってくれて、ライブの構成やネタについても意見を言ってくれてこのライブを一緒に作ってくれた友達のマルコス君に例のネタをみせた時の感想は
「もう、いいんじゃないっすか(笑)西さん頑張ったんで(笑)最後なんでなんとでもなりますよ(笑)」
でした。
なんともなりませんでした。
ですからこれに関しては彼のせいです。
でもこれもダサい言い訳になっちゃいますが、「なんとでもなっちゃえ」と思ったのは正直なところで、投げやりに聞こえるかもしれませんがその気持ちは大切にしたかったんです。
終わった後の僕は「満面の苦笑い」でした。あのネタをやれて良かった。
マルコスは約半年間、本当によくやってくれました。
寒い時期での過酷な撮影や長時間の編集。なにより僕のことをとてもよく理解してくれたのと、最高に面白い人だからこそ、あの映像が作れたと思います。
特に本番直前は僕がたくさんわがままを言ったり、面倒をかけてしまったのですが文句一つ言わず作業してくれて、彼無しでは今回の単独はできませんでした。
彼には心から感謝しています。
2ヶ月間編集を全くやらなかったことと、本番で忘れ物をして家に取りに帰り、進行を3時間遅らせた事以外は、
心から感謝しています。
物販も思っていたより買って頂きました。
お手元にとってくれた皆さんありがとうございました。
ネタ動画は40分くらいで全部みれますが、空き時間にサクサクみて頂けたりすると嬉しいです。
ステッカーは至る所に貼って悪趣味感をアピールしていきましょう。
ちなみにまだ在庫あるので今後も売ってきます。どうか気軽に声をかけて僕の経済を支えてください。
最後になりますが、今回結構「単独ライブはじめてきました」という方が来てくださいました。
僕の単独をみて少しでもいいなと思った方、是非いろんな芸人さんの単独ライブに行ってみてください。
この人達の単独面白そ〜って思ったライブには特に軽率に行ってみてください。
芸人さんがたくさんでてるライブでは見れないその人達の面白さがあるはずです。
きっと面白いと思います。
でも!!!
俺の単独が!!!!
一番だけどな!!!!!!!!!!
めちゃくちゃハードルを上げまくってしまったので、次回の単独は「一生懸命覚えたエイサーを披露する」という回になります。ありがとうございました。
以下、単独に携わってくれた方のクレジットです。
フライヤーイラスト larme.
フライヤーデザイン 星野世界観
音楽 TESCO
映像監督 マルコス
撮影助手 宮川奈央
技術 田中カタログ
前説 オシントン
映像出演
日向りり
前田くん
田中カタログ
海豹(マホウズ)
キクチナイト(ビバ・ララッサ)
平久井
上野水族館(あほたわし)
糸井しゅん(パルシエン)
神崎ぱるた(パルシエン)
撮影協力 ひとし・ザ・ワールド
会場スタッフ
上野水族館(あほたわし)
なに言ってんすか竹下(あほたわし)
田中カタログ
海豹(マホウズ)
星野世界観