大江千里『9番目の音を探して』 | 花鞠文庫*

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心配性の私が、大好きなものや時について綴っている
ひとりごと感の強い備忘録です。
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大江千里さんのNYへのJAZZ留学記。
47歳~51歳の間、愛犬ダックスフンドの「ぴ」ちゃんと二人三脚で過ごした大学の日々が、すごい熱量で伝わってきます。

日本のミュージシャンとしては著名な千里さんが、この本によると落ちこぼれのJAZZピアノ二ストとして学生生活をいちからやり直していたなんて全く想像つかない。
でも千里さんは異文化の中、真面目に、謙虚に、挫けないで、目の前の課題をひとつひとつこなしていく。

9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学/大江 千里


好きな音楽のためとはいえ、47歳でこんな量の努力をしようとするPowerはすごい。
千里さんの足跡を追っていくだけでも、晴れ晴れとした達成感を分けてもらえるような本です。

ライフハッカーのインタビュー記事。
http://www.lifehacker.jp/2016/04/160414senri_oe.html
近況はこちらで発信されています。
熊本への思いを曲にした『KUMAMOTO』もアップロードされています。
https://note.mu/senrigarden