10月末から1週間の秋休み。
気持ちよく送り出してくださり、
ありがとうございます。
温泉つきのホテルに泊まり、
毎日鍼灸治療に通うという、いわば湯治です。
昨年も今年も帰ってから。
患者さんに「勉強してきたんですか?」
と聞かれました。
「治療が変わった」と。
勉強、してきません
ドヤ
昨年は見学もさせてもらうつもりで行ったけど、
途中で熱を出してしまったから、
(結局今年も出した
)
今年はハナから諦めました。
何よりいまは、
自分の身体を治すのが最優先。
旅行中。『巨匠たちのラストコンサート』
という本を読んだのですが。
トスカニーニが、聴衆だったカラヤンを通じて、
オーケストラの音を変えた。
というエピソードがありました。
私は治療を受けているときは
完全に患者モードなので、技を学ぼうとか
治療に意識は持っていかないのですが逆にその分、
先生の気持ちだったり考えが観えるところもあり。
私を通じてそれが
患者さんに伝わることがあるのかもしれませんね。
ずーっと。
”治らない病気こそ鍼灸”という気持ちをもって
治療をしているし受けてもいるのだけど、
頭で理解しつつ、治らないことに悩む。
という矛盾にいつも苦しみます。
優しい鍼をしてもらって、
身体や心の変化を感じると、
やっぱりいいな。鍼好きだな。
って思えるからそれでまた、
鍼灸の力を信じて進むことができる。
私にとって先生の鍼はそういう時間です。
松戸に戻り先週から
ぽちぽち仕事を再開していますが。
治療しながら、ふと。
やっぱり治らないものを診ていきたいな。
と思う自分がいて、
懲りないなぁ。と我ながらあきれちゃいました。
出発前から。めずらしく人間関係に悩み、
疳の虫
が騒いで騒いで。
ホテルで寝てもいられず、お遍路さんに。
さすがに杖では無理があって
途中でしゃがみこむほど疲れ果てたとき。
そーか。ヒマだから悩むんだな。
と思い至りました。
慣れない海外を周っている時の、
日々の悩みから解放される感覚を思い出しました。
四国は言葉は通じるんですけどね、
交通事情が悪すぎて笑、
ぐずぐず悩む余力なくなった![]()
患者さんのなかでも、
四国遍路に興味を持つ方いらっしゃるけど。
私はぜんぜん
信仰心もないし。
歩けるようになったとしても、歩かないかな。
すみません、期待はずれの報告で。
でもおかげで、疳の虫はおさまりました笑。
そんな感じでいろいろ、
リセットされて帰ってきました
身体の方は、治療してもらってすぐ
杖なしで歩けるようなことは起きませんが、
(さすがに3年以上続く症状なので、ね)
診てもらうたび確実に、
良い方向に向かっていると感じます。
移動の負担は大きく湯治も今の体調では
ハイリスクハイリターンではあるけれど、
また来年も(お仕事休んで
)行こうと企んでます。
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晩年から活躍するところ、
引き際を自分で決めなくてはいけないところ。
鍼灸師にも通ずるものがありますね。
難しい問題だなーと思いながら読みました。




