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私のコロナワクチン後遺症の経過です。

 

 1回目 … 2021年8月17日

 2回目 … 2021年9月7日

 

ファイザー製新型コロナウイルスワクチン2回目接種後、全身の筋力低下等により、ギランバレー症候群、重症筋無力症の疑いで検査を行いましたが、確定診断に至らず。

現在、セルフのお灸、鍼灸治療、漢方薬で治療を行なっております。

 
 
前年末の悪化を引きずったままの年明け。
から倦怠感、ブレインフォグの増悪。
7月に3度目(か4度目。もう覚えてない)の筋力低下。
 
 
と、治癒とは程遠いまま今年の夏、
後遺症3年目を迎え。
治すための生活はやめる。と決めました。
治らなそうだし要はもう、飽きた凝視
 
 
元通りに歩けなくていいから前みたいに、
あちこち行けるようになりたい。
という執念?で
鍼灸の先生のところへ行ったのが10月。
 
 
これを境に大きく体調が変わり、
やっぱり歩けるようになりたいかな。
と思い直してリハビリを受けたり、
積極的に友人に会ったりするようになりました。
 
 
今年も。西洋医学的には一歩も
進展がありませんでしたが、
鍼灸の先生(教わっている。という意味の先生)
と理学療法士(PT)さんに、
診てもらったのは体調だけでなく
精神的にも大きな転機になったと思う。
 
 
あと、運動ね。
こちらも体調を理解しつつビシビシ
鍛えてくれる素敵な先生に恵まれたので、
鍛えられています。
 
 
鍼灸、地元で受けているんですが。
ずっと教えを受けている先生に、
やっぱり診てもらいたくて。

(漢方薬もずっとお願いしているし。)

治療院、一週間お休みをいただいて、
会いに行きました飛行機
 
 
昨年の2月に、尋常じゃない
倦怠感に襲われてからずーっと。
身体の奥にカタマリのようなものがあって、
苦しかったんです。
 
 
治療してもらうとそのカタマリが
溶けていくような感覚があり、
一日毎に楽になっていったんですけど。
 
 
3日治療してもらって、4日目。
まさかの。熱、出た…絶望
 
 
コロナも陰性だしそもそも、
悪寒も鼻や喉の症状もまったくない。
脈を診ても、感染はしてない。ハズ。
あ、解るの。一応鍼灸師だから。
 
 
37°前後ウロウロしてるだけなんだけど。
体感としては、39°ピリピリ
だるいし身体中痛い。頭も。
力も、やっぱり抜けた(だよねガックリ)。
 
 
自分で復溜に鍼すると一瞬熱下がって、
楽になって眠って、起きたらまた熱上がる。
というのを昼夜ぶっ通しで丸3日。
 
 
帰る日になっても全然楽にならなくて。

しんどすぎて、もう帰れない泣

と思ったけど帰る前に寄らせてもらって、

治療してもらったら熱、下がりましたびっくり

鍼、すごい!!

 
 
3日間は本当にしんどかったけどここから、
あれだけ苦しめられた奥のカタマリが
なくなって、今も消えたままです。
 
 
先生の治療の力もあるけど、
春に東京で治療してもらったときは
ここまでガツンじゃなかったし。
 
 
無事に遠くに来られて、
先生の顔を見て安心したのとか、
仕事の緊張から解放されたこととか、
いろんなことが重なって、
張り詰めていたものが一気に緩んで、
奥に潜んでいた熱が吹いちゃったんだと思う。
知恵熱的な? ←そういえばよく出す子だった。
 
 
綱渡りな体調と仕事。
ものすごい緊張のなかにいたのを、
離れてみて初めて気がつきました。
そういう意味でもたぶん、
こういう時間が必要だった。
(結果として迷惑かけてしまってごめんなさいだけど…)

 

 

 

でも急に良くなるのは反動も大きいようで、
心身ともに、扱いかねて
この身体に慣れて食事や睡眠が
落ち着いたのは、実はつい最近です。
 
 
帰ってからは、手足に何かが
フワフワまとわりつく謎の感じがあり、

抜けきらない熱だったのかな。と思うけど、

どうにもイヤな感じだったし、
気持ちも緩んでしまい、
突然落ちてメソメソしたり
というのが続き、これも困りました。
 
 
時間の経過とともに、良くも悪くも落ち着き、
”今の”ノーマルな状態ができつつあります。
 
 
患者さんに、鍼の先生の所と伝えていたので
「勉強してきたんですか?」
と聞かれたのですが、ごめんなさい。
まったく。ぜんぜん。してこなかったです。
 
 
治療してもらって、
わんこしっぽフリフリ触らせてもらって、
帰ってきちゃった笑。
 
 
だけど帰ってきてから
「治療が変わった。」って云われたから、
なにか得たものがあったのかもしれません。
特別、治療は変えてないです。
 
 
あと、「歩けるようになったんですか?」
とも聞かれましたが、それはないです。
(クララじゃないからいきなり歩けないヨ笑)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)的な
倦怠感やブレインフォグ等の症状が
一気に改善された感じです。
 
 
でも、体調が良くなれば自然と動くし、
動けば神経の働きが改善したり、
筋力もつくからそういう意味で、
私にとって東洋医学は絶対必要です。
 
 
で、最近なんだけど。寒くなったため、
きれいな手袋靴下型のしびれが出ています。
結構不快だけど去年と一昨年は
それで眠れなかったし
湯船に手足をつけられなかったから、
それに比べたら今年はすごくマシ気づき
 
 
あとは筋力とか痛みは概ね、変わらず。
PTさんのリハビリメニューが
全然できなくて少しクサクサしてて、
やっぱ杖で歩くわ。と、そんな感じです笑。
 
 
こんな感じが今年の、後遺症のまとめ。
同じように悩む方の参考になるかな、
なれたらいいな。と思うので、
来年からもチビチビ書いていきます。
 
 

それから診察、治療をしてくださった先生方、

以前と変わらず接してくれる友人たち、
いつも甘えさせてくれて、ありがとう。
大好きな人にいっぱい会えて嬉しかった。
大袈裟でなく、生きる希望です。
 
 
また最後になりましたが、
気にかけてくれる患者さんたち。
本当にありがとうございました。
「臨床家にとって死ぬこと以外すべて勉強」
というのは本当です。

この経験を活かし来年からも臨床に勤しみます。

 

 

長文になりましたが。

読んでくださりありがとうございました。

それではまた来年門松

 

 

こうなってから初めての飛行機。

よほど緊張してたのかCAさんに、

「飛行機初めてですか?」

と聞かれました笑。違います。