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私のコロナワクチン後遺症の経過です。
1回目 … 2021年8月17日
2回目 … 2021年9月7日
ファイザー製新型コロナウイルスワクチン2回目接種後、全身の筋力低下等により、ギランバレー症候群、重症筋無力症の疑いで検査を行いましたが、確定診断に至らず。
現在、セルフのお灸、鍼灸治療、漢方薬で治療を行なっております。
ワクチン接種後1年6ヶ月②
2023.3.7〜2023.4.6
発症からしばらく。
一日の大半、横になっていたので
ふくらはぎを指でつかめた時期もあったけど。
私の場合、今もほとんど動かないんだけど
そのわりに筋肉は痩せない。
痩せるというより、弛緩。
筋力が弱い時は、緊張が出なくて、
ぽちゃぽちゃになる感じです。
ふくらはぎに適度なハリが出てきて。
大臀筋から大腿の裏側も。
なのに。歩き方がちっともよくならない。
この脚の状態ならもうちょっと、
この脚の状態ならもうちょっと、
歩けるはずなんだけどな?
ということもあり、
神経疾患に詳しいPT (理学療法士)さんに
あれこれ質問したところ。
「じゃあ、行きます!」と。
治療院へ来て診てくれました![ダッシュ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/666.png)
![ダッシュ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/666.png)
いちばん相談したいのは、歩行。
歩隔を広くしないと歩けないんです。
(歩隔は、左右の足の幅)
普通の歩隔だと、綱渡りみたいになっちゃう。
足裏でちゃんと地面をとらえられず、
フワフワした感じがする。立ってるときも。
歩隔は、広くとると安定性は高まりますが、
身体が左右に揺れるので、疲れるのです。
それから私は右脚が弱いのに左手も弱くて。
左で杖が使えず困ってたんだけど。
(杖は患側の反対の手で持ちます)
「左手でずっーと身体を支えてるんで。
疲れて、必要なときに使えないんです」
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
けど、云われてみればその通り。
立っていても座っていても、
ぐんにゃり左に傾くので、
左の手足で支えてる。
PTさん、すごい。
そんなこと? って思うだろうけど、
そういう視点がなければ気づけないです。
「座るの、下手。」だそうです笑。
うん、それは感じてた。
オンラインのセミナー見てるだけで、
何度も寝込んだもん。座ってるの苦手。
歩行も座位の下手さも、原因は体幹の弱さ。
特に右のお尻が弱い。
左の前脛骨筋が動かせないのは、
筋力より、出力の問題。とのこと。
次々、観察して分析して調整してくれます![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
施術の途中に、
「云ってること(やってること)解ります?」
って聞いてくれるんですけど。
いや、全然
![凝視](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/629.png)
私、東洋医学(気血水とか)以外は…。
ど素人なんでお構いなく。
とにかく。
どう診てるのか、何されてるのか、
まったく解らないまま、いろいろしてもらって。
結果として。
身体の中心が分かるようになりました!
今まで分からなかったんだね。
だから、ふわふわ不安定だったのか。
テーブルなどに寄っ掛からなくても
立っていられるようになりました。
座わり方は要練習。
左に寄っかかるとか、左足を固定するとか、
腹圧を高めるとか、方法教わったけど。
呼吸も診てくれて。
お腹で深呼吸ができるようになりました。
腹式呼吸、まったくできなかった。
本当に、何されてるのか解らないまま笑、
でも確実に動きが変わりました。
思い切ってお願いしてよかった。
で。お礼といってはナンですが。
鍼灸を受けたことがない。ってことなので、
鍼灸、受けてもらいました。
脈で生活とか性格、解るんです。
あれこれ云い当てると、
今度はPTさんが驚く番。
立場、逆転です笑。
そうそう。なぜこのPTさんが
神経疾患に詳しいかというと。
ギランバレー症候群に罹った人だからです。
ギランバレーって国家試験によく出るんだけど、
あれ、なんでしょうね?
実際に罹った人、診るの初めて![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
あれ、なんでしょうね?
実際に罹った人、診るの初めて
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
教科書的には、完治すると云われますが、
そう簡単なものではないようです。
リアルな声を聞けて大変勉強になりました。
(頭が患者になったり臨床家になったり忙しい笑。)
同じ神経疾患を診るにしても、
PTさんと鍼灸師では見方も、アプローチも、
なにもかも違いますね。役割も。
鍼灸や漢方薬で体力を回復させて、動ける身体をつくる。
理学療法で筋肉の使い方を取り戻す。
この両方からいけたら理想だと思う。
とはいえ、通常のリハビリとは違い、
疲れるとパフォーマンスが極端に落ちるので。
(そして寝込むので。)
やったらやっただけ、良くなるわけじゃないのが厄介です。
疲れないように細心の注意を払いながら
小さな改善を、繋いでいくしかありません。
私が今までリハビリに積極的でなかったのは、
仕事優先にしていて、
一滴も余力がなかったからだし。
それが3月に入り
回復の兆しがみられるようになり、
数日前から謎に筋力もアップ。
スクワットとかヒップハングが
3回くらいできるようになってきました。
(調子が良ければ。の条件つきだけど)
(多分、漢方薬の効果なんだけど)
これまで一回もできなかったので、
すごい進歩![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
そういう意味で、診ていただくのに
よいタイミングだったな。
相変わらず体調に波があり、
歩行もよくなったり戻ったりだけど、
自分の弱いところ、改善方法が解ったので、
ゆっくり練習します。
次のステップに進めたらまたお願いしたいけど、
PTさん、めちゃめちゃ疲れてて。
(本人自覚ないようだけど!)
鍼灸師としては働かせたくないな笑。
遠くから来てくださって、
ありがとうございました。
お身体大事にして下さい
![笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/664.png)