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私のコロナワクチン後遺症の経過です。

 

 1回目 … 2021年8月17日

 2回目 … 2021年9月7日

 

ファイザー製新型コロナウイルスワクチン2回目接種後、全身の筋力低下等により、ギランバレー症候群、重症筋無力症の疑いで検査を行いましたが、確定診断に至らず。

現在、セルフのお灸、鍼灸治療、漢方薬で治療を行なっております。

 
 

ワクチン後遺症の続きを書こうと思っていましたが。

 

さすがの私も、毎日症状が進んでいた時期は

冷静ではなかったようです。

なんか思い出すのもしんどいし。

ってか、よく思い出せないし泣くうさぎ

 

なので一旦寝かせておいて、

私がワクチン後遺症対策でやってることを書いてみます。

 

 

セルフのお灸
 
発症前から行なっていたことですが。

毎日、自分でお灸をすえています。

 

どんどん症状が進行している最中、

発症から約1ヶ月半ははっきり云って、

全く効果がなかった。

 

というかこの時期は、

痛みやこわばり、脱力感、筋力低下、疲労感。

などなど、出ている症状すべてに対し

効果は感じられませんでした。

 

それなのになぜ続けていられたかというと、

患者として、鍼灸マッサージ師として

30年近く東洋医学に携わっていて、

やっぱり、その力を信じているから。

 

そして進行がゆっくりになってきた頃、

重くて下がっていた瞼が、

あるツボにすえたところパッと軽くなり、

また即効ではないものの、

その他の症状も鍼灸で、治るんじゃないか、

という手応えを感じるようになりました。

 

今も体調により

効果が出たり出なかったりしていますが、

仕事の日は全身に15〜30分、

休日は1時間以上かけて、やっています。

 

全身、と云うと鍼灸師にも驚かれますが、

シールつきの台座灸なら、

姿勢に工夫すれば背中も腰も全部すえられます。

もちろん顔も。

 

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お得な業務用。

でも使う量が半端じゃないので、

もはやお得とは云えないあせる

 

 

鍼灸受診

 

こちらも以前から、ですけど。

発症後も変わらず通院しています。

 

発症当初、楽になるものの、

数時間で元に戻って。

それも、身体がおかしいことになっている、

と感じた一因です。

 

発症してから治療後に一旦、

ひどく疲れたり、手足や首の力が抜けたり

普通とは違う反応が出るようになってしまい、

難しい面もありますが、

体幹や呼吸は楽になるし、なにより、

人に施術してもらうと元気になるので。

 

お灸や鍼はその瞬間は効果が感じられなくても

諦めず続けていたことが積み重なって、

良い方向に向いてきたんだと思います。

Dr.も進行の遅さを指摘していたけど、
もしかしたら、治療をしていたことで

症状や進行が抑えられていた可能性もあるのかな。
とも考えています。

 

でもこういう状態なら毎週、

通院した方がいいんだけど

緊急事態宣言が開けてからバスも電車が混んで。

通院が厳しくなってしまいました。


手も足も力が入らないので、
揺れる乗り物で立つの本当にムリで。

体調の良い日や座れる時間帯を

見極めながら不定期に通院しています。

 

 

漢方薬

 

病院を終わりにすると決めてから、

信頼している、鍼灸師で薬剤師の先生に相談しました。

肝虚のための血虚。という見たて。

あ、遠方で直接診てもらえないので、

脈は自己申告です。

予想以上に効いたんですけど、
虚弱な胃がついていかず。


筋肉に力が入るときは、胃がしんどい。

胃が楽なときは、力が入らない。
というのを繰り返していて。


生薬の分量を変えたり、

処方を変えながら頑張っています。
先生が笑 私は飲むだけなので

そういうばむかーし、
漢方専門のクリニックに通っていた頃、
先生がものすごく苦労して最終的に、

「これ、大根おろしと同じだから!!」
と胃薬を出したのを思い出しました爆  笑

 

胃さえ大丈夫なら当帰、盛ってもらいたい。
というのが今の願いです。

 

東洋医学は病名が判明しない段階でも、

体質から証を決めて治療が出来るので、

もっと早くに相談すれば良かったんだけど。

鍼灸師の友人にさえ、相談するまで
1ヶ月かかりましたからね。

 

相談して的確に、

異常を指摘されるのが怖かったし、

そりゃ、するわね
そしたら心も折れそうで、
医療の知識のある身近な人に相談するのは、
ハードル高かったです。
 

今は毎朝、漢方煎じている間に
お灸をするのが日課。
なかなかすごい匂いですよあせる



私はかなり早い段階で、
確定診断を求めないと決めて、
神経内科の通院を終わりにしています。

こういう病気にしては軽症で、
西洋医学の治療の対象にならないと

解っていたのがその理由ですが、
東洋医学の専門家が身近にたくさんいて、

治療も相談もできたから、
あっさりと診断を、諦められたんだと思います。

神経内科領域の病気は定型をたどると限らず、

症状の波も大きくて簡単に、

東洋医学の適応といえない病気だということも、
身を以て感じていますが、
私には、東洋医学がとても支えになっています。

もちろん、西洋医学の優れた点もたくさんあるけど、
診断が下りないと治療につながらない。
患者としてはこの期間が本当に、
不安でしんどい。

東洋医学って、
病名が確定しなくても、
病気と診断されなくても、
どんなタイミングでも治療ができるんです。

今回これにとても救われて、
改めて、そのすごさを実感しています。

 

症状は依然、一進一退ですが、

このところ、進行も止まった感じなので、
引き続き東洋医学で治療していきます。

また、そのうち経過を報告しますね。