Hanaです

不倫発覚後から

今日までの

5年間の気持ちや夫婦の変化を

綴っています




モラ夫の不倫発覚から

もう少しで6年になる。


何年も何百回の修羅場と離婚要求

5:年の別居生活を経て、

生まれて初めてわかったことがある。


私は人にも物にも手放せない性格です。

物を捨てる時はもしかしたらまた使うかもと

思って取っておいたり、

嫌な人に対しても

私から切るという事ができなかった。


相手を傷付けてしまう、

相手に何か悪い、

私が嫌われて切られるのには

ショックだけど

そっちの方が良い。


そう思って生きてきた。


自分の気持ちよりも

相手の気持ちを優先に考えてしまう人生でした。


それは毒母からの教育でした。

常に人の立場になってものを言いなさい。

人を傷付けては絶対にいけない。


そういう母は、

私に構わず酷く傷付く言葉を発してきた。


私の人生の一番の悩み対象は、

父(20年前に死んでます)

母、そしてモラ夫。


三人ともに共通するのは、

私に対してどれだけ酷く扱っても

大丈夫だと思っていたこと。


常に父、母やモラ夫に

気を使って自分の気持ちを

飲み込んで伝えなかった。


繊細さんを知ってますか?

私は繊細さんの特徴である

自分の気持ちを話すと

涙が出てうまく言えないのです。


今はもう違いますよ。


私の存在を子供の頃から否定されてきたので

自分の気持ちを話すと又否定され

私が悪いと思わされるのです。


この身近な3名を

心の中で切りました。


勇気は、いりました。

でも、何十年と自分の感情を抑えてきたので

この苦しい原因を手放さないと

この先も私は生きた心地がしないと心底感じたのです。


そうした結果、

私は楽になり生き生きとし始めました。


ずっと母の監視下に置かれていた生活から

心から自由になった気分です。


それに、

自分の溢れてくる感情を大切にしました。

例えば、

母に対して早く死んで欲しい。

これも、絶対に思ってはいけない感情。


でも、私の本心はそうなのです。

思っちゃいけないと思っちゃいけない。

素直に受け入れようと思いました。


誰もわかってくれなくても良い、

私が私をわかってあげられれば良い。

自分の味方は自分だけ。


モラ夫に対しても

「この人は絶対に変わる人ではない」と

線引きすることで

期待することもなくなったので

随分楽になりました。


モラ夫を信じたい気持ちも手放しました。


モラ夫の発言で何度も傷付いた。


モラ夫を信じたら、又傷付く。


もう信用しない。

信じないと決めました。


そう思ってきたら、

モラ夫は少し優しくなってきた。


でも信じないです。


その優しさを見た後は、酷く豹変する。


これを何度も繰り返された。


私がこの人生でわかったことは、

何かを得るよりも

問題の原因になるものを手放すということ。


自分の苦しみや悩みの原因から離れる。

(子供は別です)


手放すだけで悩みから解放されてくる。


私もそれをするまでに長年かかりました。


簡単じゃないけど、

自分を大切にする為には必要なことなのかもしれません。