白はるか

通常、紅はるかと言われるさつまいもの品種で中身が白いはるかがある。

 

希少種とされ「白はるか」と呼ばれるが数多く流通しているわけではない。

 

とても美味しく当たった方は幸運に恵まれるかも?

 

そう言ってる人も中にはいるが、実際は甘味に乏しいと言えると思う。

 

しかしこれは、個人の味覚の差なのかも知れませんね。

 

いろんな色を必要とするお菓子等に加工する場合は、甘味の調整も行うので問題ないことだと思います。

 

白くなってしまうのは突然変異的に起きるとされ、はっきりその原因は分かっていません。

 

 

焼きたて以外に、冷凍、冷やし焼き芋として保存しても白はるかの甘味が増すことはあまりなく、紅はるかより甘味が劣るのは確かだと思います。

 

白はるかを多く作らないためには、種芋を選ぶ時に注意が必要で、色の濃い株から種芋を選ぶなど、選別する必要があります。

 

色が薄くなった芋は美味しくないだけでなく、センチュウやウイルスなどの感染リスクも高くなると言われています。

 

種芋の識別をしっかり行うことで、白い芋の生産量を少なくする事に繋がります。

 

また、ウイルスフリー化した芋が、必ず黄色い芋になるとは限りません。

 

 

元々白いはるかは無かったとすれば、土壌中の環境に原因があると考えるのが自然ではないかと思う。