家族とは何か、「家族でいる」ということがどういう事なのか、何気ない日常を穏やかに送る事がどれだけ大切な事なのかという事を教えてくれるドラマでした。
自分自身の環境や心色に共鳴する事が多く、毎日のように涙していました。
父親である「とと」こと西島さんを中心に家族全員で囲む食卓シーンを偶然見て、とても心惹かれ毎日見るようになりました。
「明日からもう放送はないんだ」と思うと、とても寂しい気持ちでいっぱいになりました。
文章を書く人間にとって編集者の方々の赤ペン入れなどの力添えはなくてはならないものですが、花森さんが赤ペンを入れた原稿は厳しくも愛溢れる赤ペン原稿だったのだろうなぁ…と思いながら見ていました。
名編集者である花山さんが「僕は死ぬまで編集者でありたい」と言う言葉を残しました。
私もこの場面を見て、「私も寿命が来るこの時まで書き続ける!」と改めて強く思ったものです。
世間でよく言われている「星野ロス」に私もなった一人ですが、最終週の放送でとと姉ちゃんと星野さんが再会して結婚するのでは…とほのかな期待をしていましたが、それはなかったのが残念でした。