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たろうニコ小5  マイペース男子
2026年2月私立中学受験を目指し
新小5から進学くらぶ入部

受験のこと・勉強のこと・日常のこと
そして突然やってきた母の介護のことを
ツラツラと気の向くままに書き残す
ニコニコはなこのブログです

アメンバーに関しては当該記事を
ご参照ください花



週明け、初めてたろうを連れて母の面会に行きました。


母が入院しているのは比較的大きな総合病院で、面会も事前の予約が必要で、一回の面会時間も15分と区切られています。



面会に行くのも、まず予約取りから。

そしてその予約を取る電話も土日祝は対応不可、受付時間も13時〜16時など決まりも徹底しています。


なので、子どももダメかしら?とダメ元で聞いてみると「風邪症状が1週間以内になくて、小学生以上であれば大丈夫です。」と意外にもOKでした。


で、たろう同伴で面会に赴きました。


病棟の面会スペースで少し待ってると


「たろう!はなこ!」


と母の明るい声がにっこり

久々に会う孫の姿に嬉しそうでした。


「大きい病院でしょ。ばあばの部屋はあっちでね、リハビリの部屋がそこで。あ、ジュース買う?」


にやり「ジュースは持ってるから大丈夫。」


張り切る母と塩対応な孫。


行く前にお喋り坊主のたろうには


凝視「今日は施設の話とか、お金の話もするから、たろうは余計な口は挟まないでね。」


と、軽めに釘は打っていましたが、元々ばあばに対しては塩対応だわ、と思い返しました。



色々と母も思い出した事があったようで、口座の暗証番号とか、宝石類がまだ残ってる話なんかもしつつ、大事な施設の話しも出来ました。


施設に行くのを嫌がっていたものの、パンフレットを持って行き中の様子を見せながら


ニコニコ「こんなにキレイなんだよ。食事も提供してもらえるし、個室だからゆっくり過ごすことも出来るよ。」


「お金は大丈夫なの?」


にっこり「お金はお母さんが貯めてくれていた分もあるし、うちのマンション売るのも考えてるよ。前から引っ越す話もあったし。」


「あー、そうか。そんなら、はなこが良いようにしなさい。はなこがお母さんに合いそうな所探してくれたら良いよ。」


にっこり「これから色々見に行ってくるから。また決まったらお母さんにも教えるからね。」


「あいあい、わかった。」


にっこり「お母さんは何かしたいことないの?」


「お菓子が食べたいよ。病院の食事が質素過ぎる。」


にっこり「体調良ければ、差し入れも出来るし美味しいものも食べに行こうね。またみんなでね。」


「うん、それが良いよ。早く病院でたい。」



面会に行った時の母は非常に機嫌もよく、話し口調もしっかりしてて、施設入居も前向きに考えてくれそうで色々と考えてた不安がスッと軽くなりました。



帰り際には


「たろう、また来てね。おばあちゃんこんなんだけど、欲しい物あったら言ってね。」


ニコ「うん、大丈夫だよ。」


と、終始孫を気にかける母でした。



病院を出た後に、たろうと2人で


にっこり「ばあば、たろうが来て嬉しそうだったね。」


ニコ「うん、そうだね。」


にっこり「ばあばにおねだりはもう難しいけど、その分母が買ってあげるからね。」


ニコ「え、じゃあゲーム買う?」


にっこり「そういうことじゃないわ。たろうの役目はばあばを元気づける役目だからね。施設に入っても一緒に会いに行ったり、家に帰ってきたりした時に優しくしてね。」


ニコ「未来的にね。それが僕の役目ならちゃんとやるよ。今日も余計な事言わなかったでしょ?」


にっこり「そうだね。駅で何か買って帰ろうか?」



と、駅をフラフラしたもののめぼしい物がなく、2人でゲームセンターで太鼓の達人とマリオカートで遊んで帰りました。



やっぱり孫はいくつでもかわいいのかな。

いつもより元気そうな母の姿に感慨深いものがありました。


お孫ちゃんパワーの素晴らしさを改めて感じました飛び出すハート