母からの着信が絶えなかった2週間前。
先週は打って変わって着信が全くなかった1週間でした。
多分、自分の欲求が叶ったからで
歯科の診療が受けられたこと、眼鏡が手元に届いたこと、そして母の妹にあたる叔母が面会に行ってくれた事で、満たされたのだと思います。
まあ着信がないはないで、電話の掛け方忘れちゃった?とか、体調悪い?とか心配は尽きないのですが、はなこ自身も少し解放されたような気持ちでした。
そんな1週間が過ぎた週末。
久々に着信がありました。
母「いつ出られる?」
「8月中までには何とかしたいと思ってるよー」
母「そんないなきゃダメ?もう飽きちゃったよ。家帰りたい。」
「家に帰るのは難しいのよ。施設入った方が良いって、病院の人とも話してるんよ。」
母「誰と話してるの。家帰りたい。」
「お医者さんとか、サポートしてくれる人と相談してるからね、施設決まれば退院できるよ。」
と、母からの切り口で施設入居のことを伝えてみました。
施設に入っても外出は出来るし、家に帰ることも出来る。
個室でホテルみたいにキレイだよ
食事も3食用意してくれるから快適だよ
痛い辛いと言えば誰かしらが来てくれるよ
夜中や昼間に1人の時も手伝ってくれる人がいたら家族も安心なんだよ
と、メリットを伝えると、そうなの?と少し前向きに捉えてくれたようです。
話してた感じで、ここ最近で一番正気な感じでした。
お金の事は、お母さんが貯めてたお金もあるし、うちからもお母さんが良くしてくれた分お金は出したいと思ってるよ、という事も伝える事が出来ました。
週明けに面会に行くことを伝えて、その時に話しよう、と電話は終わりましたが…
数時間後にまた着信が。
母「何日の何時に来るって?」
「◯日の▲時に行くよ。」
母「そっか、じゃあ大事な話、紙に書いてきてね。」
「うん、わかったよ。」
と、短い会話でした。
なんだか、わかってるようなわかってないような、でも話してる言葉がすごくはっきりしていて嬉しかったです。