勇者たちの中学受験
話題ですよね、おおたとしまささんの著書、勇者たちの中学受験。
はなこも、これは読まなきゃ!と急いで楽天でゲットしました。
届いて1日で一気読み。そして、ものすっごく考えさせられて、涙しました。
受験する学校名、通っていた塾名などもリアルに書かれていて、信じられない世界ではあるんだけど、現実にあって、もしかしたら自分の身にも襲いかかるのでは?という恐怖感。
読み終わって、なんとも言えない気持ちになりました。
でもさ、、、受験って本番当日まで何が起こるかわからない。
そして、のぞみ望んだ志望校に入れたとしても、その先のことって誰にもわからないんですよね。
はなこ、実は小学校受験した経験がありまして、それなりに名の知れた学校に行っておりました。
小学校から付属の中学校にあがるには、内部試験もあり。
さらに高校にあがるにも内部試験があり。
という環境で生きてきて、外部受験してくる外部生のすさまじい学力を目の当たりにして、内部生たちの劣等感が生まれていく、という構図も知ってますし、
中学から外部受験してきた子が、内部進学できずに、他の高校へ進学した、なんて例も知っています。
だから、学校なんて入ってみなきゃわからない。
けど、実際に見に行ったり、学校の教育方針など調べてミスマッチを減らすことは出来るので、そういった努力を親が怠ってはいけないな、と本を読んであらためて戒めになりました。
第一希望、第二希望、なんて優劣はつけずに
「全部受かったら、どこに行こうか迷っちゃうね」
くらい、おどけて堂々と構えていたらいいのかな、なんて思います。
(まぁ、渦中にいたらそんな余裕もなくなってしまうのも、わかります)
そして「その学校でどう生きたいか、そしてその先の人生をどうしていきたいか」を、子どもと共にしっかりと考えて歩んでいける、そんな中学受験にしていきたいと思わせる一冊でした。