いやまあ、今回の水原事件はびっくりが続いている。

これまででも相当すごいと思っていたけど、さらにすごい記事が出ました。

水原元通訳は大谷選手に嘘をついて欲しいと懇願していたとのこと。

え、そこまで???みたいな。

 

 

多分、借金を肩代わりして欲しい、頼めば何とかなるだろう、と思っていて、

実際、胴元にはそう話していたし、自分でも言わないと、とは思っていたはず。

だから、もっと早くに肩代わりして欲しいと頼んでいたなら、まだ理解できた。

私は、ギャンブルとは言わずに借金の話をした可能性はあると思っていた。

でも、最後の最後まで何も言わず、にっちもさっちもいかなくなってから

先にチームメイトの前で嘘をついた後で、

寝耳に水の大谷選手に対して事後承諾を懇願した、って。。。

盗んだ相手に対して肩代わりしたことにして欲しいと頼むって、

返す気がないどころか、盗みが罪であるという自覚もなく、

まじで人の物も自分の物って思ってるよね。

幻想の中にいて、人間としての正常な心を失っている。

(幻想の中で正常心を失うことについては、できれば別記事で書きたい!)

 

ということで、私は前の記事で彼は服役しても大丈夫と書いたけど、前言撤回。

これはもう精神が半分壊れているのも同然で、

ここから立ち直って普通の人間の心を取り戻すのは前途多難でしょう。

裁判官が示したあまりに少ない保釈金とリハビリの強制も納得できる。

 

そしてこれで、大谷選手が嘘を言っていると感じた人への説明もつく。

銀行にも代理人にも胴元にさえも嘘を言っていたと聞かされ、

さらにはそれが嘘じゃなかったことにして欲しいと懇願されて、

そんなことができるわけないでしょう。

まさに青天のへきれきで、さらにはその重責まで負わされそうになって、

そんな状態でいつものすっきりしたストレートな会見なんて無理でしょう。

しかもその手口を一言で説明することはできず、いや、一言で言うなら

「彼は嘘をついていた」しか言えなくて信用してもらえない、という悪夢。

 

ホリエモンはしつこく大谷選手のことを疑っているようだし、

松居一代という人も気付くのが当たり前と主張している。

 

 

しかし、新庄監督も、引退しようと思って初めて横領に気づいたんですよね。

私だって、スター選手並みの収入があったら、いちいちチェックはしません。

ただ、私の場合は特にパンデミック以降、収入が少なすぎて!!

なくなるのが心配だから、お金を使いすぎないために確認する(汗)

でも収入がたくさんあるなら、収入と支出をだいたい把握しておけば、

いちいち残高を見る必要なくない?

特に、多分アメリカも通帳を使っているとは考えられないから、

わざわざアクセスしない限りはそのままそこにあるって思うのは自然。

 

それにしてもこんな大スキャンダルの中で大観衆の前でプレーして、

それなりの結果を出せるって、やっぱり普通のメンタルじゃないよね。

私はテニスファンなので、もともと大谷ファンだったわけではないけど、

この事件はあまりにすごすぎるので、もうしばらく注目してみようと思います。