体調不良でブログ放置してました(汗)
事の始まりは中秋の名月の月餅を食べ過ぎて、
その上で貰い物の手作りチョコレートケーキも食べ過ぎて歯が痛くなり、
この国ではちょっと歯医者に行くと平気で1回5万円とかなので、
ずっと我慢していたら、体調まで悪くなったという。
結局いろいろあってNHSで5千円ほどで無事抜歯、回復中です。
ということで今日は軽くスコーンの話。
イギリスではスコーンと紅茶のセットをクリームティーと呼びます。
アフタヌーンティーとかはほとんど食事の分量なので、
軽くすませるにはスコーンだけで、みたいな感じ?
ちなみに、軽い食事みたいな感覚なのかも、と思うのは、
イギリスの北の方では、晩御飯をティーって言うんですね。
これが紛らわしくて、話しを聞いているだけでこんがらかるんだけど。
ディナーは豪華な食事だから、よっぽどのことで、
普段の夕食はサパーって言ったりするけど、そのノリかも。
で、私のクリームティーの一番の思い出は、25年以上も前の話で、
ウェールズの結婚式に行ったとき。
まずは前夜にパーティーがあって、式の当時は教会で挙式、
披露宴はカーディフ城で午後から夜まで。
それこそコースディナーを食べて、その後なんか余興があったか、
夜はディスコみたいなダンスパーティーになるというのが定番の流れ。
で、挙式の翌日は、チャーターしたバスでちょっと移動して、
美しい田園風景の中を散歩。しばらくするとティーハウスがあって、
そこで出てきたのがクリームティーでした♪
お城での披露宴とか、その時の花婿は米国人だったので、
披露宴の最中に、飛行場から直行した花婿付添人がドラマチックに入場。
しかもその彼、モデルだか売れない俳優だか、滅茶苦茶ハンサム!
(でも花婿は、家業のマグロ漁船を受け継いだがさつな漁師♪)
翌日は田園地帯の美しい林の中を散歩、優雅にクリームティーして、
もうほんとにびっくりな、おとぎ話の世界でしたよ。
日本の結婚式が派手とかいうけど、比べ物にならないと思った。
式とか披露宴とかは派手な演出はなくてシンプルなんだけど、規模が違う。
世界中から人が来るから、3日に渡ってイベントがあるみたいな感じで。
この時以外では、植物園みたいなところに行ったときとか、
外出時の3時のおやつって感じでクリームティーというのは気分が上がります。
どっちにしても、アフタヌーンティーはどうしてもお値段お高めだし、
予約がいると思うので、クリームティーなら気軽に優雅な雰囲気が楽しめる。
ちなみに、セルフサービスみたいなところだと
クロテッドクリームとジャムが別々に置いてあったりするので、
忘れずに取らないといけません。
私の食べ方は、スコーンを半分に割って、
まずはクロテッドクリームをたっぷり山盛りに塗って、
その上にどばっといちごジャムを乗せて食べます。
日本で言うケーキセットは、こっちでは伝統的にビクトリアスポンジ。
上の記事ではビクトリアケーキってなってるけど、ビクトリアスポンジと呼ぶ。
日本のいちごショートみたいな位置づけ?シンプルで私は結構好きです。
でも最近はお茶すると言えばカプチーノとか抹茶ラテとかばかりで、
優雅な紅茶からは遠ざかり、いや、クリームティーの機会はたまにあるけど、
ビクトリアスポンジはもう何年も食べてない。。。