グランドスラム優勝回数男子最多の23を成し遂げたジョコ。

終わってみればストレートでの勝利だったけど、

さすがにジョコも人の子、1セット目はなかり緊張していて、

年間グランドスラムを逃したUSオープンの二の舞いになっても

不思議じゃない雰囲気だった。

 

USオープンもそうだったけど、ジョコって緊張していると顔が赤くなる。

すごいラリーに勝って解説者が褒めていても、

テレビの画面だと、肩で息をしている様子まで見える。

いや、普段のジョコは、5セット目でも肩で息をするってないから、

1セット目で肩で息するって、相当だと思う。

しかもなんと、2度もスマッシュをミスしてポイントをルードに献上!

そして恐る恐る打った3度目のスマッシュは、強打で返されて失点した。

 

ところが、6-6になると持ち前の超人的な集中力を発揮、

なんとタイブレークは、7-1でジョコの圧勝だった。

ティム・ヘンマンによると、ジョコは今大会タイブレークでノーミスだそう。

女子の試合の解説の時、クリスエバートが、

タイブレークはすべてのポイントがマッチポイントと言っていたけど、

ここぞという時のジョコの強さは半端ないということ。

そういうわけで、その後はいつものジョコに戻って楽勝でしたね。

優勝インタビューで彼が話した内容は下の記事で読めます。

 

ジョコのスピーチって長いんですよね。なので上の記事にはないけど、

全豪に続いて、またまた子供たち、若者へのメッセージを語っていました。

7歳の時に、いつの日かウィンブルドンで優勝し世界一になることを夢見たと。

 

「この場に立てていることに感謝しているけど、ひとつ確かなことは、自分には自分の運命を創造する力があると信じていて、人生の一つ一つをビジュアライズして、それを信じるだけでなく、それをリアルに感じる、自分の体のすべての細胞で感じるというのをやっている。なので、すべての若者たちへのメッセージは、今この瞬間にいること、過去に起きたことは忘れよう、そして将来というのは、何が起こるのかわからない(のだから考えても意味がない)。でも、もし今よりいい将来が欲しいなら、君が創るんだ。自分の手で。信じて、創造しよう!」

If you want a better future, you create it. Take the means (take matters) into your hands. Beleive it. Create it!

 

このメッセージは若者に向けられたもので、

残念ながら私みたいなおばさんおじさんは対象外なんだけど、

いや、今からウィンブルドン優勝なんてあり得ないので当然ですが、

彼は人生における真理を語っていると思う。

というのも、ジョコより才能のあるテニス選手はたくさんいるよね。

例えばキリオスとか、すごい才能があって努力しなくても勝てるのに、

多分それゆえに、大事なところでつまずいてしまって勝てない!

逆にジョコは、大事なところを必ずものにすることでトップの座に君臨する。

こういうことって、テニスやスポーツだけに限ったことではなくて、

私たちが日々直面すること。

例えば、英王室の困ったちゃんも過去に囚われて前に進めないように。。。

 

願望実現については私なりに考えるところがあるんだけど、

ジョコみたいにマスターできているわけではないし、

言語化するのも非常に難しいので、書けるときに書いてみたいです。

とりあえず今日は、ジョコから学ぶってことで♪

 

最後に余談、アゲイン:)

私的には、この日のハイライトは、

優勝を決めたジョコが選手ボックスに行ってみんなとハグした後、

コートに戻る途中で、往年のチャンピオン、グーガ(クエルテン)がいたこと!

ジョコを祝福するグーガは、めちゃくちゃ素敵でした。

全仏チャンピオンの中では、私的には彼が一番好きなので、

一目見れただけでもすごく嬉しかったです♪