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こちらの続き。
これは、30歳子なしで乳がんになった私が
抗がん剤治療前に凍結保存した受精卵で
第1子出産に挑戦する記録です。
前回の妊娠陽性判定から約3ヶ月弱！
今の私はというと…
妊娠継続しており、
世間一般でいう【安定期】に
ついに突入しました
妊娠陽性後も、様々な壁があることを知り
嬉しさと不安な気持ちが入り交じる
日々を過ごしていましたが、
また大きなステップを乗り越えました
子なし夫婦で、30歳になって
これから子供を！と思った時に乳がん宣告。
手術して終わりかと思いきや
思いもしてなかった抗がん剤治療の道へ。
もう子供を産むことが難しいのかもしれないと思ったこともありますが、
そこから抗がん剤治療が始まるまでの約2ヶ月間という限られた時間の中で
妊孕性温存（受精卵の凍結保存）を行い
4つの胚盤胞、1つの初期胚を凍結保存。
抗がん剤治療、その後ハーセプチン。
身体から薬が抜ける期間を空けて
ようやくトライできた妊活。。
今回は奇跡的に1度目の凍結胚移植で
安定期まで到達することができた。
この若さで乳がんということ自体少ないのに
妊孕性温存についての身近な情報は少なく
ましてやその後妊活して妊娠できた事例を見つけることも難しく…
なので、自分のこの事例が
今後必要とするかもしれない
AYA世代のために希望として残せたらいいな
そんな思いで、ジャンルは闘病のまま。
妊娠して終わりでは無いので、
無事に出産までの記録を残したい。
ということで、
陽性判定後の記録を簡単に
2023年4月15日(土) 5w2d
4月6日に陽性判定後、初の通院。
この日は胎嚢の確認日。
特に採血はなし。
先生から体調の確認と、出血があったかどうかの確認（ちなみに出血はなし）。
その後の内診でモニターを見せて貰えた。
ちゃんと胎嚢も見え、子宮外妊娠の可能性もないですよ、とのこと。
子宮筋腫はあるけど、妊娠に影響はないということと、ちゃんとおめでとうと言えるのは2週間後に心拍を確認してからと説明された。
今のところ順調に育ってるが、
ルティナス膣錠は引き続き妊娠継続率を高めるためにも継続することに。
最後に先生からは、今はまだ特に栄養取らなきゃと無理する必要はないので、あくまでも肩肘張らずにいつも通りに生活をするようにとアドバイスを受けました。
2023年5月1日(月) 7w4d
前回の胎嚢の確認から約2週間。
この間、つわりが徐々に始まりました。
最初にちょっと気持ち悪いと思い始めたのは胎嚢確認後の２日後。
4日後には朝から二日酔いのような感覚に…
仕事は在宅でなんとか出来るし、
ご飯も量は減ったが食べれるし。
抗がん剤治療中の方が余裕で辛い！
ただ、日を追う事に確実に気持ち悪くなってきている…
体も熱っぽいし、常に37.5℃前後。
外出してもすぐに疲れて度々ベンチで休憩。
そんなこんなで2週間過ごし、
主人付き添いのもと、心拍確認へ。
バスで吐かないか心配でエチケット袋持参…
（ちなみにまだこの日まで吐いてはいない）
心拍確認の日も採血なし。
主人は内診室へ同席は出来ないので
私一人だけで。
しばらくシーン…という感じで
これはもしやヤバいパターン…？と
心配になってきたその瞬間に
トクトクトクトクトクトクトクトク
とめちゃくちゃ早い鼓動が聞こえてきて
その瞬間にお腹の上で仕切られてた
カーテンを開けられ、これが心拍ですよ～
とモニターを見せながら聞かせてくれた
実際はトクトクという音よりも、
機械のせいか、フォスフォスって音だった笑
めちゃくちゃ感動…
主人にも聞かせたかった～
しょうがない。。
診察室に戻り、先生からはルティナス膣錠はもう辞めていいということと、
次の診察までに産院を決めてくるようにと言われ、この日は終了。
そうか…追い出されるのか…（言い方w）
乳腺科に形成外科に婦人科（リプロ）と同じ総合病院に入ってたから便利だったが、
もちろん産科もあるんだけど
どうやら高度な医療を必要とする
ハイリスク妊婦しか受け入れてないようで。
（後から調べたら異次元なほどの帝王切開率だった…それくらいハイリスク出産が多いのか）
乳がん患者だけど、妊婦としての切り口ではハイリスクではないのが嬉しいような悲しいような…
今まで妊娠するかしか考えてなくて、
出産がまさか別の病院になると思ってなかったから次回までに産院探し…
2023年5月15日(月) 9w4d
前回の心拍確認から2週間。
GWは実家に帰省してひたすらゴロゴロ。
マンションに戻ってからまたつわりがひどくなり…
今回の診察は電車に乗るのが辛いので
タクシーで通院することに。
心拍も改めて確認することができ、
赤ちゃんのサイズも9週目相当で問題なし。
決めた産院への紹介状も書いてもらい、
晴れてリプロは卒業
！！！！！
