すごいのがいた。
あのもっさりした感じ、何度か見た記憶がある。
同じフロアのほぼ一番はしにある部屋から出てきた男は
私がドアを開けるときと同じタイミングだった。
工作員はしなくてもいい挨拶をする。
逆側のほぼ一番はしにある私の方へ来て、戸惑うような挨拶をした。
なんて説明していいのか分かりませんが、繋がってるんです。
切れていないのです。
工作員は元々、工作員の中にある台本に沿って行動しているわけ。
同時にドアを開ける、ターゲットのほうに向かって歩いていく、
あやしまれないように挨拶。そこには何の感情の変化もないから
淡々としているのです。
何ていうのか・・・
わざとらしいんですね。
わざとらしい。
その作業のドキドキ感なのか、工作員はしばしば
笑っている訳です。
ゾロメナンバーもそうですよ。
大きなバンに、子連れの女性ドライバー。
ナンバーはぞろ目。
ちょっと前、のりぴーを迎えに来た車がぞろ目だと騒がれましたが、
カタギの人は、人目につきやすいぞろ目なんて選びません。
そんなぞろ目ナンバーの車に乗って、タイミングよく角から出てきたりして、
中の人は、こちらを見て、
笑っているんです。
車はゆっくり曲がって走っていく。
最近、静かではありますが(演出も変わってきた)まだ被害は続いています。