動物を保護した経験

 今から四年前の梅雨の時期に一匹の仔猫を拾いました。


地元の学習塾の階段の下でニャーニャーと母猫を呼び叫んでいるような鳴き声が印象に残っています。


とても肌寒い寒く、強い雨がずっと降り続いていたので悩んだ末に仔猫を保護しようと決意しました。


最初は学習塾の階段の下でちょこちょこ動き回って捕まえる事が出来なかったけど、諦めず30分かけて捕まえることが出来ました。


捕まえた瞬間、暴れるのかなと覚悟しましたけど、意外と大人しかったです。


寒かったのか、それとも人間に捕まった事が怖かったのか身体が震えていたのを覚えています。


逃げないようにカバンの中に入れましたが、ずっとニャーニャーと鳴いていたので家に帰るとき周りの人からジロジロ見られましたのが恥ずかしかったです。


家に帰ったら押入れに入れていたヒーターを取り出してトイレの部屋を暖め、その仔猫をトイレの部屋で暫くの間保護しました。


なんでトイレ部屋で保護したのかというと、もしかしたらノミや回虫が身体についているかもと思った為と、仔猫のエサやトイレなどを買うために家を空けるため、仔猫が部屋の中で変な事をしないようにするためでした。


急いでコンビニで猫用のトイレとエサを買い、家に戻ると仔猫は大人しく待ってくれました。


その仔猫は買ってきたゴハンを「ウマイウマイ」と言いながら食べていました。


暫くの間保護しようと思ってましたが情がわいてしまい、現在はうちの子になりました。


随分前に「しっぽの声」という動物保護をテーマにしたマンガを読んだことがあり、このマンガでは犬猫等の動物たちの厳しい現実を知り、


「この子はずっと私が養わなければいけない!」と強く思いました。


なので現在、病気になって収入減になっても絶対にうちの子を手放さないと強く思っています。


うちの子が路頭に迷わないよう、健康な身体に戻ってまたバリバリ働いてお金を稼ぎたいです。












ニッセンオンライン

 


 

 

 

 

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