「本音を話して笑われたら悲しい、恥ずかしい、傷つく」


長い間、私はそんな風に考えていました。


それは、家族や親戚や隣人や同級生や教師から、


実際に、そうされた経験があるからです。


まずは、そんな風に悲しい思いをしてきた自分に


「悲しかったね。悲しいと感じていいんだよ。


そこに居ていいんだよ。」と何度も言葉をかけて


あげて共感と理解を示してあげました。


自分は、何を感じてもいいし、


何を考えてもいいのです。


すべての感情とすべての思考に、


存在価値があります。


そして、私が本音を話したときに私を笑った家族や


親戚や隣人や同級生や教師たちを


思い出してみると、


その人たちも誰かに本音を話して笑われて、


悲しい思いを経験して、


恥ずかしい思いを経験して、


傷つく経験をしてきたことが分かります。


私もその人たちが本音を話したときに、


笑って、悲しい思いをさせて、


恥ずかしい思いをさせて、傷つけた一人です。


人間はだいたい同じです。


自分が感じることや考えることは、


すべての人が感じ考えることだと考えてみると、


人と繋がっている感覚を覚えられるようになります。


すべての人間が、ときに弱くて、ときに強く、


美しい存在です。


あなたが本音を話してくれたとき、


私のことを信頼してくれたことに感動して、


愛と喜びと感謝を感じます。


そして、あなたを心から応援したいと思い、


それを言葉と行動で証明します。