私には、昨年まで、添乗員という仕事を通じて知り合った20年来の友達がいた。私は、彼女を友達と思っていたので、私のヨーロッパのお客様を祇園祭に、一緒に案内して、一緒に仕事をして、二人で１万円をガイド料として、頂いた。
昨年、4月に、色々あって、彼女を断舎離した。
私は、その間に縁があり、名古屋の富裕層の紳士と知り合った。彼はガイド料を５万円くださり、食事代、タクシー代も出してくれる。５万円は、破格の料金である。インバウンドでさえも、５万円は、もらえない。もし、彼女を断捨離していなかったら、彼女と一緒に、紳士を案内し、私は25000円しかもらえなかったかもしれない。彼女は、紳士のために、お金は使わない人だろう。このタイトルは幸せのおすそ分けだが、彼女の性格が、私を利用するのではなく、感謝の気持ちがあったら、間違いなく、この紳士を一緒に案内して、二人で５万円に、なっていたかもしれない。
結果、お金もあるが、おすそ分けができなかった。
