新プロジェクトxは、日本を代表する大手ゼネコン大林組の所長さん、もちろん、大卒、もしくは、高卒で、一級建築士かそれなりの資格があると思われる。

その中で、下請けか孫請か、中卒の鳶職の男性の話、その人のノート、感動した。母親に育てられ、貧しく、中卒で働いたそうだ。鳶職が給料がよくて、働き始め、スカイツリーの仕事が回ってきた。

彼の仕事ぶり、中卒は、嘘だろうと、思われるくらいに、しっかりとした字できれいに、メモノートを、仕上げていた。社長はこのメモをみて、翌月から給料を上げたそうだ。この人が、生まれたところが違っていたら、大手ゼネコン、または、建築士となっていた。

貧しさ故に、給料だけで選んだ、鳶職、しかし、男性は卑屈になっていない。堂々としていた。立派だった。世間では、学歴のないイヌと、蔑まれるときもあるかもしれないが、たしかに、あのスカイツリーを、彼が作ったのだ。世紀の大工事に携われ、彼は、学歴のある豚に、生きていくうえで、学歴よりも、大切なことを、彼の生き様が教えてくれた。