確かに嘘をついた。

被災したから、実家に帰ると。

ラインもつながってるし、私の電話番号は知ってるけど、音沙汰もない。

ラインもない。

心配は、一言、私がいないから寂しい。

それから、そちらの状況は?このようなメールはない。

口だけは、なんとでも言える。

本当の友達と思うなら、なにか?力になれるか?

そう言うと思う。

私は、この人たちに、とても気を使っていた。

目が冷めた。

また、世間の一人ぼっちはいけない、

お葬式に、誰も来ないとか、

友達がいない人間は、だめなやつとか、

みんなから嫌われてると、人に言えるやつは、

自分がみんなから、好かれてると思っているのか?

ある人は、うわべだけの同僚から、

❨大変だったね)と、声をかけられて、いい気になって、加害者が被害者の顔をしているけど、

今の彼女には、友達よりも法律の力が必要である。

上辺だけの友達もどきには、そのような知識はない。

私は、彼女に、一枚の弁護士の名刺をあげた。

必要にならないことを祈る。

嘘っぱちの友達ごっこより、よっぽど、

この名刺が役に立つかもだ。