優秀添乗員は、意外だが、余計なことはしない。余計なことをすると、墓穴を自ら掘る。お客様のために、汗水たらし、お客様のために、動けば動くほど、優秀添乗員への道が遠くなる。私の経験から、ドイツのホテルにて、5ユーロで、ノイシュバンシュタイン城の夜景が見れるツアーがあったので、他社の人気添乗員に紹介したが、彼は、お客様に案内しなかった。その日は、たまたま、ノイシュバンシュタイン城は、城の都合でライトアップしなかった。ツアーは、わりと、いろんなところへいったそうだ。たった5ユーロだけど、女性客は、私に、クレームをいった。ホテルは、ボランディアでしているようなものだ。私は、自腹で32名分、返金した。一人の男性客は、城はライトアップしてなかったけど、5ユーロで、あちこち連れていってくれて、よかったのに!と、いってくれた。あの女性客は、返金を嬉しそうに、うけとった。他社の人気添乗員は、正しかった❗情報を伝えて、自ら自腹を切り、アンケートの添乗員評価も上がらない。喜んでくれると思ったら、憎まれる。添乗員は、お客様のことを考えるよりも、余計なことをしないことを、優先にした方が、アンケートの点数が上がる場合もある。例えば、ライトアップが見れなかっただけならいいが、事故がおきて、亡くなったら、遺族に添乗員が訴えられるだろう。言わなければ、伝えなければ、死ぬことは、なかった!でも、馬鹿な私は、考える!もしかしたら、お客様は、ドイツへ来るのが、今回が最後かもしれない。よい思い出を作ってほしい!アンケートの点数を上げるためでなく、素直におもったことが、自分の首を閉めていた。優秀添乗員は、自分で自分の首を締めることはしない❗