直観について語るシャーロック・ホームズ。
(あ、ごめん、いきなり始まってるw)
このドラマの第1作が「ピンクの研究」
いいよね
あとで書いてるんだけど原作を知ってると、ピンクの研究が原作に忠実に現代化されていることが感じられるのでは。
このドラマはとにかくスピーディーで、ぐるって回るカメラワークとか(スピンショットていうらしい)早送りとかストップモーションとかが入り混じってて、視覚から心拍数をコントロールされる感じって言うか、手短に言うとドキドキするってことなんやけど、興奮するよね 。
ホームズの頭の中ってこんな感じなんやろな〜と思ってます。
ホームズ好きの人が結構気に入ってるシリーズじゃなかろうか。
そいでね、hanako が言いたかったホームズの直観の場面とは違うけど、
似てるところがあるからさ、抜粋してみる。
ちなみにhanako 実家を出る時に家族と交渉して、文庫本ホームズシリーズ全部もらったから出版年が古い
こういうのって古いの持ってる方が自慢て思うの私だけ?w
ーー『緋色の研究』 コナン・ドイル
阿部知二 訳 角川文庫
昭和四十二年二月十日
七版発行 定価八拾円
(ああ、もう全部引用してしまいたい・・
でも世の中の人はそんなにホームズを知りたいわけじゃない・・
的確にまとめるなんて無理・・
あ!すご! 章タイトルだけであらすじ理解できるかも!)
「第一部 医学博士、元陸軍軍医ジョン・H・ワトスンの回想録の翻刻
第一章 シャーロック・ホームズ君
第二章 推理という学問」
・・ほんこく・・?
翻刻:写本・版本などを、原本通りに活字に組むなどして新たに出版すること。
(小学館 デジタル大辞泉)
ほわわ〜、これ最近の訳でもこのままにされてるのかな・・
ちなみに翻訳された阿部知二さんがあとがきで、ワトソン君の経歴が後に出てくることと矛盾すると指摘しておられます。
そうね。
設定が揺れたりするわよね。
細かい点が気になって、いつもながら肝心のホームズ君の直観エピソードまでたどりつけない
しかし今日はゆく!
ーーー
物語はワトソン君が自分の経歴を振り返るところから始まります。
ワトソン君はロンドン大学で医学博士の学位を取った後、第二次アフガニスタン戦争に従軍。
マイワンドの激戦で肩を打たれてなんとか自陣に戻ります。
しかし療養先のペシャワールの基地病院で運悪く腸チフスにかかり、あまりの衰弱で本国ポーツマス港に送還されます。
体は治ったワトソン君、ふらふらと大都会ロンドンに惹きつけられ、ホテルで前後の見境なくお金を使ううちに懐具合がひどく寂しくなりだします。
ロンドンを去って田舎に引きこもるか、生活様式を完全に改めるか・・
ワトソン君はホテルを引き払って、もっと地味でお金のかからないところに引っ越すことに心を決めます。
ちょうどこの決心がついたばかりの日、ワトソン君はかつての助手だったスタンフォード青年とばったり会います。
下宿探しをしていることを話すと、スタンフォード青年もちょうど今日、良い部屋を見つけたけれど一人で住むには高すぎる、半分下宿料をもってくれる相手も見つからないと言ってぼやいている男と話した、と言います。
病院の化学実験室にいる男らしい。
ノリノリのワトソン君にスタンフォード青年は
「ずっと一緒に暮らすとなりゃ、たぶん、ご免だ、といいたくなるだろうな」
と言います。
二人でホームズがいるという化学実験室に行くと、
「発見したよ!発見したよ!」と試験管を片手に持って、こちらへ飛んできながらスタンフォード青年に元気よく話しかけてくる男、ホームズ。
ワトソン君を紹介され、思いがけず強い力で握手しながらうちとけた様子で
「はじめまして、あなたはアフガニスタンへ行ってこられたのでしょう?」
「それが、どうして分かりましたか」
「いや、大したことではありません」
彼はこういって一人でうれしそうに笑った。
一緒に住むことになった二人。
ある日、この時の話になります。
ワトソン君が
「だれかに聞いたにちがいない」
と言いますと、ホームズは
「とんでもない。ぼくの力で知ったのです。
長年の習慣で、ひじょうに早く思考が走るから、中間の一つ一つの段階を意識しないで結論に達してしまうのです。
しかしつぎのような段階をへていたのでしょう。
説明してみればこういう推理の順序です。
『ここに医者タイプの紳士がいる。しかし軍人らしいところもある。してみると軍医だろう。
顔は黒いけど、手首は白いから、生まれつきの色ではなくて、熱帯地方から帰ってきたところなのだろう。
やつれた顔から見ると、明らかに困苦の生活をおくり、病気になったのだ。
左腕を負傷している。そのこなしがぎこちなくて不自然だ。
熱帯地方で、しかもわが国の軍医が腕に負傷するほどの苦難に会わねばならなかったところは、どこか。
アフガニスタンにきまっている。』
これだけの推理の全過程に一秒もかからなかった。
そして君にアフガニスタン帰りでしょうといったら、びっくりしましたね」
これに対してワトソン君、
「説明をきいてみると、まったくかんたんだな」と言います。
そして自分のお気に入りの探偵小説家による探偵を引き合いに出します。
(引き合いに出してホームズを褒めたつもり)。
ところがホームズは
「彼ははるかに劣っている」とか
「ヘマばっかりで見ちゃいられない」
などと、こき下ろすのでした。
ーーーー
hanako が探してた箇所ではないんだけど、ねー。
世界中にファンがいるの、わかります。
hanako は細かい設定に詳しいマニア、いわゆるシャーロッキアンにはなれないんですけど、何回も読むし、ドラマは全部見ようとするし、何回読んでも面白いんですよね
またちょっと探そ (*≧∀≦*)
最後にhanako長年愛用の電子辞書と角川文庫の写真です
え!!今日の日記、めっちゃ長くなってる!
よく離脱せずここまで来られました…
シャーロック・ホームズ推しのポチはこちらです💁♀️
それではまた〜〜