12月23日 東京湾タイラバ釣行 最終戦①。 | 雨の日の釣師のために

雨の日の釣師のために

鯛ラバときどき隅田川バチ抜けシーバス

年末年始の休暇では釣行できないようなので、潮も見ずに急遽参戦。

いつものトレードウィンズへメールで予約。

集合時間は7時半とのこと。いつもより2時間遅い。

潮位が高くて橋の下をくぐれないせいか?と思ったのだが、潮を見たら若潮で、潮位は高くなさそう。

(それ以上に、全然潮が動かない事が問題だが。)

なぜそんなに遅いのかを問い合わせたら、後半でイカをやるとの返信。

危ないところだった。

リーダーをやり直したり、エギを探したり、電動リールのバッテリーとカメラに充電していたら、準備に27時までかかってしまった。

前回、食いがあまりに浅かったので、今回のリーダはナイロン3号。

ホカロンも装備。

そして課題のアイテムをまとめるだけでもかなりの量。

①ビンビンスイッチワイド リバーシブル2種の検証

②ビンビンスイッチ マスクの検証

③クレイジースナッパー スペアネクタイ3種の検証

④松岡スペシャル アルファ80mmの検証

⑤バックファイヤーキャップ フレアの検証

⑥あいや〜タコカーリーの検証

検証するアイテムを上から順に束ねる。

1時間半だけ仮眠して出撃。

蒲田駅でピックアップしてもらって、すでにライバル船の居なくなった桟橋から出発。

ロッドは3本。

タイラバ用2本にイカ用にカワハギ竿。

タイラバ用1本目には、ビンビンスイッチにアカオレのリバーシブルをセット。

バックファイヤーキャップフレアも装着。

そして、2本目には、なぜか松岡スペシャルX120mm。

目に付いた120mmを最初に試したくなってしまった。

フックは、両方とも、がまかつスーパークイックMの3本針。

前回同様に食いが浅いはず、というかそもそも口は掛からないと思うので、スーパークイックでスレ掛かりを獲る予定。

1時間半ほど走って、9時半頃、走水沖で釣り開始。

水深は、70m前後。

どこに魚が居るか分からないので、15m位巻く。

ForceMaster301DHは、どローギアなので、手巻きで15m巻き上げるのはちょっと大変。

おかげでシンカーが200gでもちゃんと手巻き出来るけどね。

それより気になるのは、着底の感度。

モーターの抵抗のせいか、フォールが遅い上に、着底の手感度がすこぶる悪い。

え、オレってこんなに下手だったっけ?と思ったが、キャタリナを乗せているロッドに代えるとウソみたいに着底がとりやすい。

リールもロッド感度に影響するのね。いままで何故か気がつかんかった。

仕方ないので、巻きますが。

富士山がきれいです。

潮が動かないと思っていたが、風はないけど結構流れる。

釣り座はミヨシで、今回はベストポジション。

釣れそうな感じだが、全く反応無し。

X120mm無反応。

リバーシブル アカオレ/黒金、無反応。

バックファイヤーキャップは、シングルカーリーで使うと、ネクタイがすぐ抜けてしまう。

構造的に当たり前なのだが、要注意。

そのまま、ビンビンスイッチにマスクを装着、無反応。

あまりに反応無いので、実績の松岡スペシャル無限80mmに交換。

無反応。

無限80mmの2枚使い無反応。

どうしようもないので、困ったときの中井蟲ケイムラクリアを追加。

無反応。ケイムラを嫌う日かも。

船中4人でノーバイト。

他の3人は多分全員がSTARTの替えユニットを使っている。

フォールの途中で何かにヘッドがゴツゴツ当たるので、ベイトは大量に居たんじゃ無いかな。

今思えば、船長がアミがどうのこうのとブツブツいってたなあ。

鯛がアミを食って居るアミパターンの場合は、透けるオレンジだったっけ?

ヘッドにゴツゴツ何かが当たるし、リーダーに傷が入ってくるので、一体何がフォールで当たってくるのかそれが気になって仕方なかったのだが、鯛がそんなのを食っているわけないよなあ。

気にするだけムダだったかも。

朝イチなので、ド・オレンジを使っていたのだが、スタートが遅かったので朝イチなのは自分たちだけで、もはや光はガンガンに差し込んでいるし、早めにネクタイの色を変えるべきだった。

2時間ほど粘って、全く反応が無いので、鴨居の沖辺りに移動。

水深は同じく70m前後。

ここからの富士山もきれいでした。

釣果には関係ないけど。

ここでは、クレイジースナッパーのシングルショートカーリーを投入。

ド・オレンジ。朝イチに勝負掛けるつもりだったから仕方なし。

ついでに雷流156gにシンカーを交換。

ForceMaster301DHに100gのシンカーだと、着底までに時間がかかりすぎてイライラしてしまう。

シンカーを重くして、着底は少しマシになったが、どうしてもタイミングが遅れてしまう。

いつもはこんな感じじゃ無いんだけどな。少し2枚潮?

移動後、20分ほどしてやっと前当たり。

11時頃。

追っかけては来るけど、なかなか反転しない。

お願いだから帰らないでくれー!

と、巻きをスローにしながら心の中で叫ぶ(声に出してたかもしれん)。

ほぼ巻きを止めたところで、一瞬、当たりが途絶えたと思ったら、ちょっと大きく竿先が入った。

多分これでスレ掛かったのだが、まだ反転してくれない。

ここで少し巻きを入れたらやっと反転。

こんな当たり方だと相当に掛かりが浅いはず。

口には絶対掛かっていない。

慌てて、ドラグを緩めて少し走らせるのだが、ForceMaster301DHはドラグ音がしないので、鯛がどのくらいの勢いで走っているのかがさっぱり分からず。

ラインが出てないのかと思って、かなりドラグを緩めたところで、音がしないことに気付いて締め直す。

テンションが抜けるくらいに緩めてしまったので、ここでもちょっと慌てる。

徐々にドラグを締めるのだが、こんな使い方をこのリールではしたことが無いので、勝手が分からず。

超弱気なドラグでしばらく暴れてもらってから、電動で回収。

キロあるなし。

3本針のウチ、2番目の針が顎の下の一番柔らかいところにフッキング。

訳の分からん刺さり方。

深く刺さってはいるが。外すのに手間取る。

反転したときに刺さった?

とりあえず走らせておいて良かった。

魚を外して、リーダーをチェックして急いで、再投入。

ナイロン3号なので、傷があったら致命傷。

再投入して着底するかしないかで、逆サイドのミヨシでヒット。

結構デカそう。

しかし、しばらくやりとりをした後、バラし。

ドラグが強すぎると船長。

今回も食いが浅いから、ドラグをズルズルに弱くしないと獲れないと思う。

しばらくして同じ人に2連発でヒット。

しかし両方バラし。

食いが激浅いこんなに日に、スタートのフックユニットをそのまま使って、普通にやりとりしてたら獲れなくてあたりまえ。

それより何故、自分が釣り負けるかわからん。

こっちには当たりが出ないもんなー。

ここは、色を聞いてみるしかない。

すると、見せてくれたのはたぶん「瀬戸内海オレンジ」。

・・・もってるよ。

今年の春まではよく使ってた。

ネクタイとティンセルをフックユニットから抜いて、クレイジースナッパーと入れ替え。

かなり巻きが重いので、潮は効いてそうなんだけどな-。バイトを引き出せず。

そういえば船長が、アミがどうとか言ってたから、ちょっと透け目の薄オレンジカーリーと赤黒ゼブラストレートとか、紅牙のCV8の薄オレンジにネクタイを換えようかとも思ったが、水深70mのポイントでのネクタイ交換は時合いをムダにしそうなのでやめた。

今思えば、換えとけば良かった。4人で巻き続けるものの、船中この後、全くアタリ無し。

昼過ぎに、タイラバ終了。

今回も検証どころか、ろくに当たりを出す事も出来ない、激シブ東京湾タイラバでした。

その後、金谷沖に移動して、スミイカ狙い。水深20m前後をドテラ流し。

基本的には、エダスを1m位とった胴付き仕掛けに、エギ3.5-4号が推奨。

・・・シンカーの重さだけ揃えれば、迷惑を掛けないので、そんなの使わずに、誘導式ダウンショットにドロッパーつけますけどね。

アオリとは違って、砂地のベタ底にいるスミイカには、エギをズル引いて、目の前を通した方が効率が良いはず。

・・・釣果は、タコだけ。せっかくカワハギ竿持ってきたのに、アタリすら無し。惨敗。

トップでも2杯だけなので、イカも渋かったんですけどね。

15時過ぎに納竿。

多摩川に入った時点で、すでに日没。

最終戦もやっぱり渋い東京湾タイラバ釣行でした。

それにしてもなんで釣り負けるかなー。

ForceMaster301DHは、オーバーホールに出そうかな。

あまりにフォールが遅すぎる。

部品あるのか?

研究は続く。