花の病気について | ようすけのブログ

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虹の橋へ旅立ったシーズー花ちゃんへの溢れる想いと、王様へと成長したきんちゃんへの流れ出る想いの処理としてブログを書き始めました。
アホアホ親バカな内容です。
アホやなと、クスリと笑って頂けたら幸いです♡


今は 虹の橋のふもとで 待っていてくれる

【花】

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目ヂカラがあり

存在感を放ち

大きな病気もなく

当たり前に 私達の側にいた

【花】の

体調に 異変が生じたのは

ちょうど 一年前の 今頃




いつも 見事な食べっぷりを見せてた

【花】が

突然 食べなくなった

どんなに好物を与えても食べない

明らかに 体が 軽くなっていった




旦那さんの転勤で

引っ越してきたばかりの

新しい土地で

早朝から 深夜まで 診てくれる

病院を選んだ




何段階にもわたる 血液検査をした結果

リンパ腫 だった

その日から 投薬を始めた

数日おきの血液検査

その都度変わる 薬の種類や 量

体調が良くなったり そうでなかったり

薬の副作用なのか

リンパ腫によるものなのか

日を追うごとに 確実に

腎臓も   膵臓も

排泄も   食欲も

何もかもが

悪くなっていった

いくつもの 大きな コブとなり

リンパ腫が 目に見えて

全身を 侵した




【花】は 病院が嫌いで

待合室の 私の膝の上で

歩く力も無くなっていたのに

その時だけは 力強く

家に 帰ろうとした




家での【花】の 様子を 症状を 衰弱を

細かく 獣医に 説明した

とにかく

【花】の苦しみを和らげてほしい

1日でも長く 生きてほしい

なんとか  助けてほしい



獣医は

血液検査の数字と

分厚いマニュアル本を指差し

聞いたことのないカタカナの成分を並べ

数値がこうだから この薬しか治療法がないのだと

説明した

正直  ナニを言っているのか わからなかった



この獣医は

何故 数字と本しか 見ないのだろう

何故 【花】の目を見て

体を触って

心の声を聞かないのだろう

疑問に思ったが

私にも余裕がなく

獣医の指示通りにするしかないと 思った

それが【花】を助ける 唯一の方法だと 思った




最初の異変から 5ヶ月が経っていた

飲み薬の抗がん剤は 効かなくなっていた

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自慢の 目ヂカラは もう無かった



獣医は 言った

「この子はあと2年は生きるんですよ

先の長い治療になるのだから」と



獣医の指示通り

注射による 抗がん剤に変更し

投薬の為に

入院させた

その翌日の 朝

【花】は 逝った




病院から連絡が入り

駆けつけた時には 既に

【花】は逝った 後だった


嫌いな病院の

冷たいゲージの中で

たった 一人で


看護師 曰く

倒れる直前

ひと鳴き したらしい



獣医から

治療法の選択を 他にもされれば

よかったのか

緩和治療の説明があれば

よかったのか

仮に 説明があったとして

それを選択 できたのか

わかるはずもなく


ただ

【花】を

不安で 孤独のまま

逝かせてしまった

自責の念に

押しつぶされた

【花】は

私達の腕の中で

逝くものだと 思っていた



【花】が 亡くなった日の朝の記憶は

私にとって 恐怖として残り

一生 薄れる事はないだろう



【花】を想い

こうして ブログに綴れるようになったのは

確実に きんちゃんの存在があり

きんちゃんとの日々の生活のおかげで

前向きになれた



朝晩  必ず

【花】のお仏壇の お水をかえ

ロウソクに火を灯し

お線香をたき

新鮮な花を手向け

笑顔の写真や

遺骨の入ったカプセルへ

語りかける

月命日には

納骨堂へ【花】に 会いにゆく



【花】がいなくなって 思う事

大切な 小さな家族が 病気になった時

それがどんな病気であろうとも

信頼できる 獣医に診てもらおう

人と目を合し まっすぐに話ができる

小さな命と向き合い 病気に寄り添える

獣医に出会えるまで 何度でも 探そう

人も 動物も

命があるかぎり

必ず 終わりが来るのは 当然の事で

【その時】が来た時

よく頑張ったね

幸せだったね と

言えるように

できるかぎりの事をしよう


もう 後悔はしたくない


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幸せだった

【花】との毎日に

ありがとう