38歳2児の父、まさかの中咽頭がんステージ4体験記!

38歳2児の父、まさかの中咽頭がんステージ4体験記!

まさかのガン宣告。38歳の働き盛りの父親としてこれからまだ数十年、当然健康体で生きていくだろうと漠然と考えていた自分の未来予想図が、一瞬で崩れ去った瞬間でした。その日からの出来事をできるだけ前向きに語っていきます。


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こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。

今日は、人間ドックのためお休みをいただきました。

今年度40歳になる僕にとっては、人生初のドックです。

まだ、復職3週間で業務も多忙ではないため、その間に受けておこうと思い、日程を選びました。

正直、がん宣告前後のさまざまな検査に比べると、僕にとってはさほど不安になるものではありませんでした(変なところで免疫がついてしまったようです笑)。


さて、今日は二つほど、良いことがありました。

一つは、次男を保育園に送っているときのこと。

僕の会社では、検診日は特別休暇をもらえるため、今日は朝から私服を着ていたのですが、何人か知り合いのパパママから、「あれっ、今日は休みですかー?」と声をかけられました。

「いや、これから人間ドックなんですよ。いつまで経っても病院ばっかりでー」なんて返していたのですが、ふとあることに気がつきました。

これまで(休職中の8月まで)は、私服で保育園に送りに行っても、周りの反応はみんな「体、大丈夫ですか?」とか「無理しないでくださいね」といった声掛けばかりでした(毎日が休みなので、当たり前といえば当たり前ですが)。

というわけで、「今日休みですか?」とわざわざ聞かれることはほとんどなく、そういう意味で今日は、「ようやく自分も社会復帰したんだなー」ということを再認識できたというわけです。 


もう一つは、人間ドック(六本木まで行きました)の帰りの電車の中でのこと。

運良く席が空いてたので、「ラッキー」と思って座って、本を読んでいました。

通勤では、行きは毎日30分くらい立っているので、だいぶ体力はついてきましたが、それでも席が空いているとついお尻を滑り込ませてしまう自分がいます。

数駅ほど通過した頃でしょうか。ふと、向こう側を向いて立っていた女性のバッグにマタニティマークが付いていることに気づきました。

治療前の健康なときは、できるだけ席を譲るようにしていましたが、患ってからというもの、ほとんど自分のことで精いっぱいで視野が狭くなっていましたから、こういうシチュエーションは久しぶりでした。

久々ということもあり少しためらいましたが、「えいっ」と腰を上げ、女性に声をかけ、席を変わりました。

別に、親切自慢をしたいわけではありませんよ笑。

そうではなく、助けてもらいっぱなしだった自分が、ようやく助ける側に回れたことが嬉しかったんです。

降りる駅が同じだったようで、その女性からは、わざわざホームを歩く僕の正面に回って笑顔でお礼を言われました。

笑顔の苦手な僕は、不意をつかれたこともあり、会釈するのが精一杯でしたが、なんだか久々に味わった充足感でした。


こうして、小さくはありますが、一歩ずつ一歩ずつ、日常が戻りつつあります。

皆様、いつも応援とサポートをいただき、ありがとうございます。

これからも、焦りすぎず、かつ、甘えすぎず、日々を過ごしていきたいと思います。

それでは、良い3連休をお過ごしくださいね。

(了)

▼先週末行ったお台場の夕陽(今回の記事との関連はありません…)

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