間もなく、いろんなことがあった、2020年も終わり行きます。

 

どうしても、今年中に書き残したいことがありましたので、

大晦日のTVをBGMに今一度パソコンに向かい。

 

この一枚の写真。

 

 

先週土曜日の福井市剣連の稽古納めでこっそりシャッターを

押したものですが、それも、思わず、動かされるように。

 

娘は、写っていないんですよ(笑)。

※この写真の右の方で稽古してます。(^-^;)

 

手前に写っているのは、全員同級生女子。

 

最近になって、本当に最近になって起き始めた不思議な現象。

 

小学生時代、かつてのバチバチのライバルだった同級生女子たちが、

みんなで仲良くなりはじめているのです(!)。

 

小学生では各自それぞれの道場、団体に所属し、数少ない女子選手、

きっとお互いにすごく意識し合っているもののやはり他チームの選手同士。

 

それが、それぞれの地域の中学に進学、剣道部に入部、「経験者」と

呼ばれ始めると、もちろんそれぞれの部の新しい仲間も大切ですが、

それと同時に同じ立場、同じ目線で語れる存在に、お互いやんわりと

気が付き始めたのではないのかなあ、と考察。

 

もちろん、それぞれの剣士としての自立、成長もあるのでしょう。

 

練成会や、審査会や、稽古会、練習試合、出稽古先で、

 

「めっちゃ仲良くなった!」

「凄くいい子!」

「面白い子やった(笑)!」

「一緒にお弁当食べた!」

 

と、毎回のように娘から聞かされるようになりました(稽古は(笑))?

 

 

嬉しいなあ。

 

 

剣道が強くなることも、試合で勝つことももちろん嬉しいけれども、

こちらの方が、もしかしたら本当の意味で嬉しいことなのかも知れない。

 

またそれはきっと、剣道で学ぶべき本当に大切なことなのかも。

 

 

ちょっとこれからの試合がやりにくくなるなあ、とは思いつつも(笑)、

それはそれで、さらに剣道を通して理解し合える大きな意味での、

切磋琢磨し合える仲間になって行ってほしいです。

 

 

もしかしたら来年も、変異種が現れ始めたというコロナがさらに猛威を

振るうという展開があるのかも知れません。

 

そして、自由に竹刀を振れる時間が再び制限されることも・・・。

 

そんな中でも、みんなそれぞれに仲間がいる。

 

こんな状況だから、近づく距離もある。

 

頑張るのは一人じゃない。

 

励まされています。

 

また、我々も元気をもらってもらえる存在であれるように。

 

また必ず会いましょう。

 

稽古場で、試合場で、また松岡の体育館にもいつでもいらして下さい。

 

 

 

最後に、娘のため息をひとつ。

 

「福井の女子みんなでチームになれたらなあ。」

 

それは楽しそうやけども、いろんな意味でそこに入れてもらえるように

頑張りなさいよ(笑)。

 

 

 

皆様、どうぞ良いお年を・・・。

 

今年一年、本当にありがとうございました!