子どもが大人からかけられる一言、というのはとても大きく。
少年剣道の現場でもそれは全く同じだと思います。
先日の県大会、親の目から見ても大爆発した(松岡的に)娘ですが、
そのように導いて下さったのもまた、周囲の心ある先生方、
そしてその「言葉」でした。
個人戦ベスト8を懸けて延長戦で敗退、仕方ない、
でも自分は思い切り自分の剣道が出来た。
そのような表情で面を外す娘に声をかけて下さったのは、
なんと今正にその試合相手だった福井養正館の監督先生(!)。
娘をにっこりと見詰め、
「良い剣道をしているね。
応援しています。
頑張って。」
おそらくポカンと口を開けて目が点になった我々親子(笑)、
大慌てで頭を下げお礼を申し上げます。
福井県No.1のチームの先生が、良い剣道をしている、と褒めて下さった!!
父親、こっそり目頭が熱く(笑)。
実は、こうしたブログを書かせて頂いているご縁で、
以前にも監督先生からメッセージを頂いたことがあり。
2月のジュニア大会で失意の強化選手枠落選(敗退)時。
「勝負は時の運。
忠実さの上に、
いつか必ず花が咲きます。」
と、これまた温かいお言葉。
同時に、凄い。
多少なりとも繋がりがあるとはいえ、全く他所の道場、
教室の子にでさえ、大きな視点で声をかけて下さる。
そうだとすればご自身の道場の子にはそれが一体
どれ程のものになるのか、想像するのに難くなく。
強いチームは最初から強い子が集まってそうなるのではなく、
そういう指導者、環境の下、強くされて行くのだと実感。
(福井養正館T監督先生、本当にありがとうございました!m(--)m)
その直後さらに、観覧席からじっと各コートの戦況を見守っておられた
松岡少剣、監督先生の元に走って行った娘。
そこでさらに手放しで褒めて頂く(笑)。
「言ってたこと、大分
出来るようになったやん?
今日は、二重丸!!
今日は、やで(笑)?」
(直前の錬成会では感情をコントロール出来ず自滅、ボロクソに怒られておりました。(^-^;))
これでもう、無敵のメンタルがこの時点で完成(笑)。
午後の団体戦、保護者応援陣を興奮と感動の渦に放り込んでくれました。
子どもは、変わる。
大人のたった一言で。
それを心より実感した一日でした。m(--)m
(実感父。娘の剣道自体にさらに変化を感じたのはその翌日での部内戦。
しかし、それはまた別のお話(笑)。)