2019年6月22日(土)、福井県永平寺町松岡小学校体育館にて。
県外1団体、県内10団体のチーム、選手による錬成会が行われました。
高学年の部、低学年の部に分かれ、午前二回、午後二回のリーグ戦。
最後は指導者総出による指導稽古。
とにかく回数を多く、各団体、様々な視点、角度で試合稽古を重ねることが
出来たのではないかと思います。
チーム松岡が掲げていたのは、「団体戦を」しっかりと戦うこと。
個人戦×5の連続ではなく、「五人でひとつの試合」を意識出来るかどうか。
そして、監督先生からポイントとして繰り返し言われていたのが、「最初の試合」。
声を出す、足を動かす、試合を重ねて段々と調子が出て来るのではなくて、
最初からそれらを意識してしっかりと自分達の試合が出来るのか。
それが出来なければどんな大会に出ても、一回戦で負けてそこでおしまい。
リーグ戦であったとしても、初戦を落とした時点で実質終わりに等しい。
翌日、座学(笑)。
高学年チーム、錬成会にて課題の初戦を午前の部、午後の部と共に落とす。
特に午前の部は正に一方的な展開。
前三人であっという間に勝負あり。
繰り返し、 「本当だったらそれでもう帰っているんだよ。」と。
もちろん、お相手あってのこと。
それでも、最初に一本相メンで取られて、そこで同じように取り返しに行くのは
なんでだろう?
あ、強い!もう一度しっかり相手を見て行こう。
そこでそう思えないか?
次の選手も同じように「始め!」で飛び込んで行くのはなぜ?
他の試合も例を挙げて解説します。
もし、誰かがもう一本取っていたら?あるいは取られていなかったら?
ここで引き分けになっていたら後の展開はどうなっていただろう?
難しいことは、分かっているんです(笑)。
特に今年のチームは昨年のAチームから残っているのはキャプテン一人。
怪我や調子を崩している子も複数おり、常にメンバーも流動的。
勝てなくてもいい。
でもその中に、「チームのために」と考えて動いたひとかけらがあれば。
竹刀も振るけど、頭も使おう。
そうすれば、団体戦はきっともっと面白い。
一人一人は弱くても、チームでならば戦える。
低学年は凄く頑張っていたみたいです(笑)。
お昼に会ったら顔がキラキラしてました。(^-^)
なあ、勝ったら嬉しいよね。
威張ったら叱りますけど(笑)。
高学年も個人個人ではもちろん光る部分があり。
監督先生からも、
「何にも分かっとらんゆうこっちゃ!!」
から
「マグレも続いたら実力やぞ!!
もっかいやって来い(笑)!!」
まで振り幅大きく(笑)。
今年も一つ一つ、積み上げて行こう。(^-^)
ご参加頂いた各団体、先生方、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
毎回試行錯誤の連続で至らない部分も多々あったかと思いますが、
またどうぞ、よろしくお願い致します。m(--)m