2019年3月3日(日)、石川県金沢市いしかわ総合スポーツセンターにて。
主催アナウンスでは北陸三県より74の団体、1,100名を超える子ども達が集結。
松岡少年剣道教室の結果としましては、
中学生チーム、二回戦敗退(代表戦)
小学生高学年Aチーム、二回戦敗退
Bチーム、一回戦敗退(代表戦)
低学年チーム、一回戦敗退
このようになりました。
これが数字上良く頑張ったのか、寂しいものなのかはなかなか難しいところですが、
個人的にはやはり様々な発見があった一日でした。
僕は小学生高学年Aチームに帯同。
本当に残念なことに、この日大将枠で出場予定だった子が不慮の怪我のため出場出来ず。
大将戦不戦敗、本数二本のハンデを背負ってトーナメントを戦うことに。
「それでもお前らはやれるよ。」
監督T先生の言葉を胸に、一回戦は3-1で勝利!!
しかし、二回戦。先鋒戦を勝利するも、今年の五人が揃っている時の剣道が出来ず、
1-3で敗退。
これもまた、剣道。
試合後のT先生の訓話は穏やかで、試合をした一人一人にポイントを話しながら、
そして中学剣道へ向けてのアドバイスがふんだんに込められたものになりました。
そして、最後にキャプテンに向けてはピリリとスパイスを効かせて。
「相手が手を上げて守って守って
打つとこがない。そんなん言い訳やで。
手を上げてしまうことは剣道で
あかんことやん?
それをお前が正して教えてやらなあかん。
十発でも十一発でも空いてるドウ
打ったらんかい。
そんで相手も分かるやろ?
そっからが、お前の剣道や。」
なんだかジーンと来ましたね(笑)。
負けて腐すのではなく、終わりじゃないぞ、続いて行くぞ。
ど叱りされる時もありますけど(笑)、それはきっと大切にすべきことが
おろそかになってしまっている時。
僕もAチームといて、凄くラクをさせてもらったと言いますか(笑)、
全部自分たちで考えて行動していました。
相手はどこですか?自分の相手は誰ですか?今はこの試合順、
この時間帯になったら一緒にアップして、面を着けて先生の前に集合。
昼食は空いてる時間に軽めに済ませて戻って来る、トイレもちゃんと
報告してまとまって行って帰って来る。
(大会ルールでフロアに降りられないお母さま方はかなりやきもきしておられたみたいですが(笑))。
成長したなあ、と思いました。
一年間、本当に多くを学んで来た。
またきっとT先生も同じように目を細めておられたのではないかと思います。
勝つことも大事ですけれど、同じように大切なことがあって。
(その上で勝てれば最高ですが(笑)。)
さあ、3月。
6年生4人、ラストスパートです。(^-^)
キャプテン、「トーナメント表見せて下さい。」はい、どうぞ、と見ていたら、
強豪チームがどこにいるかを指でなぞって調べてる(笑)。きっと、フルチームで
真剣勝負、したかったんだろうなあ。なんだか愛すら感じてしまいました(笑)。