前回、ジュニア大会の娘編です。

 

 

さて(笑)。

 

 

正直、あれほど見たくない試合は始めてでした。(^-^;)

 

単純に、自分が怖くて見たくない、という意味で。

 

本当にこの一年、娘は頑張って来たと思います。

 

もしかしたら頑張りすぎたのではないか、というくらい。

 

それでも、結果が出せませんでした。

 

剣道の試合を知れば知るほど、勝負に絶対はなくて、負ける時には負ける。

 

さらにはジュニア大会。

 

「ベスト8に残った選手には一年間、県の強化指定稽古に参加出来る。」

 

掲げられている賞与が眩しすぎる(笑)。

 

普段、凄いな、と思っている県内同世代の選手たちと、一緒に過ごせる時間を頂ける。

さらには豪華講師陣。

 

もう、その時点で普通に試合が出来なくなっていたのかも知れません。

(普通にやっていたら勝てるという意味では当然ないです。(^-^;))

 

松岡の監督、T先生の娘評は、「変化に弱い」。

 

想定外に対応出来ない。

 

特別なプレッシャーの中でも自由に動ける経験、実力が足りない。

 

「この日のために」、と頑張って来た一年の時間は、たったの50秒で終わってしまいました。

 

 

試合開始。

 

始まった直後に、「ああ、違う。」と僕は思いました。

 

やって来たことと、違う。

 

それでも、大丈夫、娘は、それでも出来るはず。

 

次の瞬間、つばぜり、娘が離れようと下がった近間に、

頭上から強烈な引きメンを頂きました。

 

そこで実質、勝負あり。



 

最後は全く不用意に取り返しに行った飛び込みメンに、完璧な返しドウを頂き、それまで。

 

 


去年もつらかったですが、今年もつらいな。

 

本人はきっとさらに。

 

僕は振り返ることもなく、ずっとその後に続く試合を眺めつづけていました。

 

かける言葉がない。

 

 

大会終了後も話したことは、「6年生男子の決勝凄かったね。」ぐらい。

 

僕はそのまま仕事へ。

 

 

帰宅後、疲れて寝ている娘が妻に残した伝言は、「パパに申し訳ない。」

 

そんなことは、全然いいのに。

 

 

前述のT先生の娘評には続きがあり、

 

「変化に弱い。せやけど、言うたこと素直にそのままやりよるやろ。

ああいう子は伸びるよ。」

 

救われる言葉。


また、悔しさから始めればいい。

 

いつも悔しさだらけだけど(笑)。

 

ここまで積み上げたことは、なくならずに、そのままそこに残っている。

 

その上に、その先に、そこから続けて行こう。

 

父も、母も、全力で応援する。

 

 

・・・とりあえず、君は足からだわ、やっぱり(笑)。

 

 

たくさん温かい言葉をかけて頂いた皆様、本当にありがとうございます。

 

hirata家はこんな感じですが、大丈夫です。m(--)m

 

 

そして、まだまだ「ジュニア挑戦権」を持っている県内、学年の皆様、

頑張る価値はきっとあります。

「最初にチャンスを与えられた者には、さらに大きなチャンスが与え続けられる。」

 

(間違いなく県の少年剣道の育成、活性化に一役買っている仕組み、取組みですよね。)

 

 

うちは残念ながら届きませんでしたが、心から応援しております。(^-^)

 

また来年も、その先も、県内、少年少女剣士たち、頑張れ!!

 

 

 

やっとほんの少し、ホッとしている自分もおります(笑)。