2018年10月21日(日)、福井県立武道館にて。
福井地区11団体が集まり、大会が開催されました。
カテゴリーは午前中に、「4年生以下」、「5年生男子」、「6年生男子」、
「5・6年女子」の各個人戦、
午後より各団体1チームのみ参加の団体戦(五人制)。
個人的には3回目の福井地区大会ですが、ようやくこの大会が「福井市剣道連盟の大会」なのだ
ということに考えが至りました。県が主催する大会、市が主催する大会、また各地の団体が
主催する大会、錬成会などいろいろありますが、それぞれがどういう経緯で成り立って来たのか、
などなど考えてみると興味深いですね。42年とか本当に凄いです。
(なんとなく、まだ国体の余韻が残っている気がしました。同じ会場で試合が出来る喜び。(^-^))
さて、この福井地区大会の面白いところは、団体戦の組み合わせが代表者による
くじ引きで決定されること。最近は個人的にも団体的にもいろいろな繋がりが
出来てきましたので(笑)、もうただただ、一所懸命、交剣知愛で試合をさせて頂く、
それに尽きました。(^-^;)
結果としまして、松岡少年剣道教室、
団体戦 第3位入賞、
個人戦6年生男子の部 第3位入賞(キャプテンT君)、
個人戦5・6年生女子の部 第3位入賞(R・Kちゃん、H・Hさん)
となりました。合計銅メダル4つ(笑)。
結果は福井市剣道連盟のHPにも掲載されております。
http://www.fukuishi-kendo.com/index_taikai_h30.html
昨年は団体3位、個人女子3位の銅二つでしたので前進一歩。
一昨年は全員緒戦敗退で会場撤収後に同じ場所で居残り稽古して帰りましたから(笑)、
はい、前進しております。大事です(笑)。
そして何より、真剣勝負の場のあるありがたさ、なのだと思います。
T先生は子どもたちに「いちいち泣かんでええ!!」と叱られますが(笑)、やっぱり
全力勝負の子どもたち、負けて涙、面を着けたまま嗚咽、座ってぐっと泣き、
先生に諭されてじわり涙を溜め、僕の前に来て赤い目で、「・・・すみません。」と
言った子もいました。本当に素直ないい子たちです。勝たせてあげたいな、と思います。
団体戦、準決勝で敗退、ぷい、とその場を離れてしまわれたT先生。
I先生の訓示後、遠巻きに決勝戦を見ておられたT先生を見つけて近づく団体メンバー。
ひとこと、「知らん。」とT先生。
どうしよう?と顔を見合わせ、しょんぼりと踵を返す5人。
しばらくして、その後ろ姿をチラリとご覧になられるT先生(笑)。
決勝戦の大歓声、拍手。
閉会式前、ロビーにおられたT先生に再び走りより、おずおずと近づく団体5人。
ちょっと困った風に、「閉会式行かんかい。」と言葉をかけるT先生(笑)。
閉会式後、「実は期するものがあったのだ。」と。
成長している一人一人、足りなかったところ、繋げられなかったところ、
もっと出来たはずのこと、勝負出来なかったところ、あのぐらいじゃないだろう?
言葉を選ばれながら、とつとつと諭されるように。
それぞれに、勝ったことも負けたことも大切な経験。
また勝敗は相手あってのこと。
その中で、いかにひとつ、ふたつと自分達の方に手繰り寄せることが出来るか。
真剣な子ども、・・・そして真剣な大人たち(笑)。
僕もどんどん涙腺が緩くなっていかんです。(^-^;)
剣道は一本一刀、一つの道。
一歩一歩、この秋も積み重ねて行きたいと思います。
団体、個人とも試合をさせて頂いた選手、保護者の皆様、先生方、
また大会を一日運営して頂いた皆様、本当にありがとうございました。m(--)m
(松岡パーカーも新登場!松のマークに親子剣士、横文字MATSUOKAに竹刀。
またどうぞよろしくお願いいたします。お母さま方、背後からすみません(笑)!m(--)m)