剣道シーズンも夏、真っ盛りですね。

 

小学生の日本武道館大会、地方予選からの集大成、中体連、インターハイ・・・。

 

少剣出身の子どもたちを応援するために、僕も足しげく福井県立武道館に通わせて

頂いておりますが、今年はひとつ、様子が違います。

 

これはあくまで僕視点ですし、子どもたちの大会の本筋とはほぼほぼ関係ないのですが、

 

大西ななみ選手が福井の先生方の審判団に混じって、審判をしておられます(笑)。

 

「うわあ・・・。」と思うのは僕だけでしょうか(笑)?

 

僕にとっては、やはり「あの」大西ななみ選手が観覧席から覗いたすぐそこにいるわけです。

 

おお、今の打突は大西選手も旗を上げられた、これは間違いないな、などとついつい

気になってしまいます(笑)。

 

さて、以前にもいかに、大西ななみ選手が凄い選手であるかを書かせて頂いたのですが、

今回はその続編です。


 

初めて見た時は驚きすぎてアゴが落ちそうになりました。

 

この技、「The Shot!!」をご覧ください。(画像はYou Tubeより。)



時は遡ること5年前、平成25年玉竜旗、決勝、大将戦。

検索すると記事には以下のように出て来ます。

決勝は、副将戦まで4試合続けて引き分ける互角の展開。中村学園女子の

大西ななみ(3年)と島原の進藤暖佳(2年)の大将戦は、3度目の延長開始直後、

大西が小手で1本を奪い、勝利を決めた。

それが、一体どのような小手であったのか。

 

映像が残されています。



左、大西ななみ選手(赤)。

お互い鍔ぜりからスッと離れたその時。

 

相手がメンに跳んだ瞬間を出ばなゴテで抑えた・・・?

 

否。



仕掛けたのは大西選手。

 

諸手を振りかぶり!!



そこから相手の「避け手」を引き出し・・・!!



竹刀を頭上右回りに急旋回させ、なんと、相手の竹刀の下に

這うようにすべり込ませる!!!



そして、打突部を、捉える!!!!!

コテェ!!!!!



そんなとこ、打てるのか!!!

 

いや、打った。



この人(スミマセン)、狙って打った(笑)。


赤旗、三本!!!



あの玉竜旗の決勝で、延長、延長、また延長のその先で。



「よしっ!!」と聞こえるような残心。



皆さん、アゴ、繋がってますか・・・(笑)?


これ、ぜひ動画で見て下さい。正に一瞬の出来事で、スロー再生しないと

僕には全く分かりませんでした(笑)。それぐらいの切れ味。

(これをちゃんと上げておられる審判の先生方も本当に凄いと思います。m(--)m)

 

 

うわあ、「あの」大西ななみ選手が審判されてる。

 

僕のいつまで経っても慣れない驚きと感慨、その幾ばくかでも伝われば幸いです(笑)。

そして、重ねて県内の女子剣道の子どもたち、そして保護者の皆様、このような

凄い選手が福井に、今、県立武道館に来て下さっております。

 

本当に、これこそ「機会」、ではないかと思うのです。(^-^)


我が家の家宝です(笑)。僕は、仕事で帰って居なかったのですが(血涙)、妻と娘が

休憩中の大西選手(先生)に偶然出会い、握手とサインして頂いたのだそうです。

至誠、いい言葉だなあ。大西選手(先生)、本当にありがとうございました!m(--)m