2018年7月16日(月・祝)、福井県立武道館にて。

 

 

県内38団体が集う夏の大一番、県大会、松岡少剣今年も出場して参りました。

 

「県大会」の特徴は、各団体選抜5人一チームの団体戦、3人制の女子団体戦、

各団体4枠の5年生以上個人戦、2枠の4年生以下個人戦の4カテゴリー。

 

結果的に・・・、出場して参りました、と書きましたが、本当にそれだけと言われても

仕方がない結果となりました。無念。

 

ただ、惜しい。

 

5年生以上個人戦、松岡の二人のジュニア選手、男子キャプテンがベスト16、

女子キャプテンが2回戦で、いずれも延長にもつれ込む際どいところで敗退。

 

団体戦も、5人制二回戦敗退、女子団体も同じく二回戦敗退・・・。

 

団体戦はチームバランスが非常に難しいところで、今松岡は女子たちの力が強く、

実にAチームの半分が彼女達。全員負けず嫌いで(笑)部内戦でもバチバチ、

男子より激しくやりあっております(もちろん試合が終われば仲良しです)。

 

大会前。

 

T先生から発表されたオーダーは・・・、女子団体狙い、でした(笑)。

もちろん、女子団体は昨年も同じメンバーで二回戦、代表戦負けを喫した悔しい記憶があり、

そのリベンジの機会を与えると同時に、新しく入る5人制団体メンバーにも

チームを背負う戦いを経験させる、きっとそういう意図であったのだと思います。

 

しかし、その女子団体、これは福井県剣道連盟HPに結果発表されておりますので

大丈夫だと思いますが、準優勝された尊敬する強豪、福井養正館さんに一勝一敗一分けの

本数負けで敗退。またもや今年も鬼門の二回戦・・・。

 

女子キャプテンを中心に「チームで一本勝とう!」としっかり結束しており、

いつもバチバチのこの子たちが並んで同じ方向を向いている後ろ姿、本音では

もう少し、もうほんの少しだけ、見ていたかったです。

 

やっと立ち上がった彼女たちに、「気持ちの入ったいい試合だった!!」

それだけしか伝えることが出来ませんでした。

 

でも、頑張った!

 

 

こういう県レベルの大会に来る度に思うのですが、目の前に広がるのは圧倒的な現実で、

特に団体戦のベスト4、個人戦の16以上は同じ競技かと思うぐらい剣道の密度が

違う気がします。部内を勝ち抜いて試合に出ること自体が誇りになるチームと、

枠があるので大会があればそのまま出られてしまうチームとの違い。差。

それぞれ指導者でも、保護者でも子どもたち自身でも、当然求めるところは違っていて、

何が良い悪いかは決められないのですが、やるからにはひとつでも上を目指したい。

簡単には勝てないまでも、必ず一矢報いたい(笑)。

 

泣いて笑って喜んで、子どもたちの感情の振り切れる瞬間を、ひとつでも多く、実現したい。

 

そう思います。
 

 



遠くから眺める県大会優勝旗。「甘くないです・・・!!」と、保護者会長さん。

僕もただ、うなずくのみ(笑)。

 

 

松岡少剣はこれから、夏合宿に突入します。予想以上の異常な暑さですが、

しっかり対策をして、共に有意義な時間を過ごしたいと思います。

 

 

まだまだここから。

 

頑張るぞ。

 

松岡少年剣道教室。