探していたバックナンバーを新たに入手いたしました。

剣道時代2015年4月号。

お目当ては、特集と付録DVD、「これが鹿屋体育大学の稽古だ」。

 

キーワードは、”攻撃剣道”。

 

過去の全日本女子選手権動画を見続けている中で、印象に残った一人の

選手がいます。今から3年前の第54回大会、鹿児島代表としてベスト8に入賞した

下川美佳選手(鹿屋体育大学剣道部女子監督)。前々回の世界大会では

女子主将としても活躍された名選手です。
 


 

第54回大会では、優勝した松本弥月選手(その年の世界大会でも個人優勝)

準々決勝で敗れたものの、剣道誌に「一番追い詰めた」と書かれる活躍でした。

(3回戦では第49回大会優勝者(第55回大会も優勝)の正代小百合選手から

メン二本を奪い勝利しています。)

 

そして痺れるのがその試合後のコメント(笑)。

 

「無我夢中でやったのが一本になりましたが、終了間際に決められたのは

完全なミスですね。今日は最初から攻めて仕掛けてとしか考えていませんでした。

守っていてもしょうがないので、当たるまで打つということを学生とも共有して

いますので。」


守っていてもしょうがないので。

 

 

カッコよすぎます(惚)!!

 

これは、娘に教える剣道の方向性も見えて来たかも(笑)。

 

そして、続くバックナンバーにあった記事。

 

「鹿屋体育大学の剣道は、ひと言で現せば”攻撃剣道”ということになるかと

思います。防御よりも攻めを優先することを念頭に置きながら、剣道部員は

それぞれ目標を持って日々の稽古に臨んでいます。」

 

「攻撃性という部分においては、「打ち切る」ことと「縁を切らない」ことを

稽古内で実践させるようにしています。まずはお互いに構え合った状態から、

相手を崩して打ち切った一本を出す。その技が一本にならなければ、そこで

終わるのではなく次の技を出していく。そして、相手が打突に出てきたら打ち返す。

一つの攻防が必ず自分の攻撃によって終わるように意識づけをさせています。

この意識を日頃の稽古で植えつけておけば、試合などの実戦においてもほぼ、

攻撃主体の剣道が展開できるでしょう。「打ち切る」「決まるまで打つ」「受けたら

打ち返す」。この三つが本学における稽古の大事な要点です。」

鹿屋体育大学剣道部男子監督 竹中健太郎教士七段 (剣道時代より)


 

「打ち切る」、

「決まるまで打つ」、

「受けたら打ち返す」・・・。

 

これだ。必要なのは、これかもしれない(笑)。

 

そういえば、少剣T先生も昔、本当は中央大学ではなく鹿屋体育大学に

進学したかったのだそうです。

飲み会の席でお聞きしたような(笑)。

 

 

攻撃剣道、勉強します!!m(--)m

 

下川選手や鹿屋体育大出身の選手の試合もたくさん見てみよう。

 

 

 

 

 

hirata、今さらながらTwitter始めております(笑)!!m(--)m

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