娘のメンについて、考えています。
思えばもうずっとそうですよね(笑)。
一番最初は、どうやったら試合でメンが決まるのか。
次は、どうやったら大きなメンではなく、小さなメンが打てるのか。
そして、小さなメンで、どこで打てば確実に旗を上げられるのか。
さらに今、同じ狙いで来る相手をどうやってどこで上回れるのか。
これまでずうっと、娘の公式・非公式、ほぼ全試合を見続けて来た中で、
本当にたくさんの「メン」を経験して来ました。娘の同級生に限っても、
いろんな選手がいて、その道場さん、スポ少さんでいろいろな打ち方があって。
その中で、今までで一番強烈だった「メン」について書いてみたいと思います(笑)。
時は昨年12月、場所は富山、高岡武道館。
娘はこの日、本当に親の目にも絶好調で、ひたすら続いた試合錬成でも
ほとんど負けなし、後に状態の良い娘を指すフレーズとして、「高岡の時のように」
と家族内で使われるようになったほどです(笑)。
ただ一人のお相手を除いて・・・。
衝撃的な動画が残っています。
お相手は娘と同じ4年生で、高岡武道館さん所属の女子剣士。
以下、画像分割にて。
左が娘、右が高岡武道館のKさん。娘が引き技を狙って下がった直後、
毎度のことながら危ないところですね。(^-^;)
作れていないところを、「ダンッ」と。
とにかく打ち始めから竹刀が振り下ろされるまでが速い!!
メンに跳ぶ、というよりも前に身体ごと飛んで来る!感じ。
強烈な一撃。剣先が下に曲がっています。慌てて相面に行った
娘の竹刀がまだ半分のところで打ち抜かれています・・・(笑)。
そして、凄いのはここからなんです。
「ドンッ!!」
ぐるんっ(笑)!!
上級生の大きな男の子剣士に吹っ飛ばされたことは何度もありますが、
同級生の、しかも自分より小さい女の子にメンを簡単に打ち抜かれかつ横向きに
されたというのは、後にも先にも記憶がありません(笑)。
ちなみにこれは二本目で、一本目も万全な状態から相面を取られています。
試合も35秒で終わり(笑)。
広いなあ。凄い子がいるもんだ。体幹の鍛え方が違うのか、足腰か、
竹刀を振り込んだ量か、多分全部か・・・(笑)。
もちろん気迫も声の大きさもこの子が一番でした。
こういう子と普段一緒に稽古させてもらえたらもっと強くなれるだろうなあ。
よし、稽古が終わったら、必ず強くなるのでまたいつか試合して下さい!と
挨拶に行くぞ娘!と思っていたら最後の試合で転んで後頭部を痛打しそのまま帰福・・・。
まだまだまだ、やるべきことがたくさんだ。
メンについて、考えています(笑)。
福井県地方、天気も回復しフル回転で除雪、排雪が進み、市民生活も元に戻る
スピードを上げています。隣のスーパーも品揃えが回復、思わず普段買ったことの
ない食パンを家族に、と買ってしまいました(笑)。きっと、もう少し。(^-^)