悩んでおります。
子どもに、「試合に対する考え方」をどこまで教えるべきか。
具体的に今、うーん、と考えているのが、
「どうしても勝たなければいけない試合で、先に一本取ったあと、
それを守ろうとするべきか、どうか。」
先日、ある大きな大会の試合を、少剣のI先生に解説を交えて頂きながら
見ていた時のこと(少年剣道です)。
多分、その一本を守ればチームが勝ち、という状況で、その勝っている
側の選手が攻め気を見せず、「時間空費の反則」で一回目の注意を受けました。
I先生曰く、
「おそらく、あの注意一回も選手には織り込み済みなのかも知れませんね。」
そしてそのまま、そのチームは勝利。
僕はちょっと戦慄したと言いますか、もしI先生の解説通りだとすれば、
そこまで考えながら、状況を理解しながら試合をしている子どもたち
が凄いなと(笑)。
そして、それらのことを、今、娘に教えるべきか否か。
露骨に逃げ回るのはさすがにやり過ぎだと思いますし、かといって
「打たせないように守りきる技術」も、完全にゼロですし。
そういう意味では「攻める」ことを前提の剣道を中心に、教室ではやっているんですよね。
うーん。
そういうこともあるよね、と匂わせつつやはり自由に、思い切り、が
今は良いのかも。少年(少女)剣道ですし。
(団体戦などでどういう流れで試合が進んでいるのか、何勝何敗で何本差で自分に
回って来るのか、回すのか、そういう状況把握は常にするように言っていますが。)
子どものモチベーションの維持、向上、剣道の楽しさ、面白さを肌で感じてもらう
ためにも勝つことにはこだわりたいですけれど、そればかりに執着し過ぎるのも
やはりバランスが悪いような気がします。
外野の方が考え過ぎる、という典型的なパターンかも(笑)。
妻撮影、構図が面白い(笑)。頑張れー。