少剣と同じく今年も始動しました、自主練、家庭稽古。
いつ頃から始めたものか、かなり記憶も曖昧になって来たのですが、
だいたい週末の夜に一度、僕の仕事が終わったあと、職場の空きスペースで
ガシャガシャやっております(苦情の出ない環境です)。
時間にして、およそ1時間~1時間半ほど。
内容は主に少剣でその週習ったことの復習、理解度の確認、
試合前ですと試合用の稽古を主に行います。
そしてまず、年初め、ひとつの質問をしました。
「なぜ、こうやって家でも練習するか分かる?」
「・・・足りないから?」
正解。だいぶ分かって来ました(笑)。
そして、紙を1枚出して来て、書き出しながら説明します。
積み上げた稽古時間の差
一年は52週
週2回、4時間(1回2時間)稽古すると、年間208時間稽古することになる。
週3回、6時間(1回2時間)稽古すると、年間312時間稽古することになる。
その差、年間104時間、週2時間の差が、半年分の稽古量の差になる。
そのまま2年稽古すると、丸々1年分の差が生まれる。
これは随分前に、福井市の各剣道教室さんの稽古日、稽古時間の案内を
見ていてふと気が付いたことなのですが、やはりたくさん稽古をしている教室さんは、
試合でも強い。当たり前といえば当たり前の事実かも知れないのですが。(^-^;)
(そして、剣道雑誌を読むようになると、全国で名前が聞こえてくるようなチームさんは、
稽古は基本毎日、土日は試合、遠征が当たり前という事実を知り(笑)。)
松岡少年剣道教室は、週2回組。
普通にやっていては、多分、勝てない。
「どう?こういう現実があるわけだけど、勝ちたいよね?」
「勝ちたい。」
「だったら、やろう(笑)。」
そして、もう一つのキーワードはおそらく、特化。
時間が足りないのなら、得意なところをひたすらに磨く、伸ばす。
総合力では勝てなくても、例えばひとつの技、ひとつの戦型で戦えるように。
これなら負けない、を削りだしてゆく。
これを、松岡で教えて頂いている剣道の延長線上で、行う。
この辺りは娘コーチの自分の舵取り次第だと思うのですが、
娘の状態、気持ちをもちろん第一に、二人三脚して行きたいと思います。
どこまでできるか、今年も挑戦です(笑)。
少剣コーチT先生の影響ですっかり好きになってしまった、
元高千穂高校剣道部、吉本政美監督の言葉。
上手い生徒や選手より、
正しく強い人間をつくれ。
剣道は一本一刀。
人生に余韻を残せ。
娘の人生にも剣道を通じての、この「余韻」を残せますように。(^-^)
丁度小学4年生に使える算数問題のよう(笑)。