2017年12月17日(日)、福井県小浜市市民総合体育館にて。

 

松岡少剣が参加させて頂く大会では最も大きな規模の大会のひとつです。

参加チームはお隣り石川、滋賀、京都、岐阜、遠く富山、三重、愛知、静岡、

大阪、兵庫、岡山からも。

組み合わせ次第では剣道雑誌に名前が出て来るような強豪チームさんとも

試合が出来る、子どもたちのこの一年間の稽古の成果を試すには絶好の舞台。

個人的にもとても楽しみにしておりました。

試合は全て団体戦のみで、中学生男女の部、高学年の部、低学年の部、

今年の松岡少剣は高学年の部にA、B2チームでエントリー。

しかし、やはり県外の、このような大会に積極的に乗り込んで来られるチームさんの

壁は厚く、Aチームは岐阜県のチームさんに0-4、Bチームも滋賀県のチームさんに

0-4と敗北、ともに、一回戦で姿を消しました。

 

しかし、収穫もあり。

 

何よりこれまでスケジュールの都合で参加出来なかったK監督先生がこの日は

審判もされつつ一日じっくり県外の強豪チームを視察。

福井の少年剣道との違い、また松岡の剣道との違い、負けた両チームが

どの部分で一番勝負出来なかったか、勝負のキーポイントだったかを翌日の稽古で

早速子どもたちの目の前で解説、実践。
結果的にまた少し、松岡の剣道に変化が加わるのではないかと思います。

「どうせすぐ負けるのに何しにいくの・・・?」

 

そういう声が聞こえて来るのも知っています(笑)。
でも、今の松岡には吸収力、成長力があります。

ただ負けただけでは終わらない。また終わっていてはいけないと思います。
極寒の中、開場遥か前より並んで下さった有志、役員。積雪、雹(!)、滑る路面を

潜り抜けて支援、応援に駆けつけた保護者の皆様のためにも。

糧にしよう。

頑張れ、松岡少剣!!

 

 

何もせずに負けてきたわけではありません(笑)。

T先生チームで磨きに磨いてきたR・Tちゃんのチームに火を灯す出ゴテを最後にご紹介!


開始線から。左、赤、Rちゃん。


一歩、二歩目でこの距離を跳ぶRちゃんのバネ、度胸!


体捌き!残心!!


もう打って来ているお相手選手もやはり凄いのですが(笑)。

実はこの日、現在松岡を離れて遠く小浜市に長期勤務中のRちゃんのお父さんが

朝から応援に駆け付けて下さり、その目の前で決めた鮮烈な出ゴテ。

良かった!!(^-^)v

決勝の舞台を観覧席から眺めながら、「いつかはあの舞台に子どもたちが

立てるといいですね。」ポツリとRちゃんお父さん。
 

そうですよ。来年も、挑戦、続けて行きましょう!!m(--)m