2017年12月10日(日)、福井県立武道館にて。
この日は「強化」の名前の通り、優勝を決める大会ではなく、とにかく
たくさん試合稽古を経験出来る錬成会です。
県内31団体より、高学年34チーム、低学年27チーム、
あわせて約300人の剣道少年・少女が参加(プログラムより)。
松岡少年剣道教室も高学年の部、低学年の部、2チームで参加して参りました。
大会後のスコアによると、ほとんどの松岡剣士が通算10試合前後を
戦い負け越してしまった中、低学年R君がいくつかの引き分けを
はさみつつ、7勝負けなしの活躍で、翌日稽古後の結果発表会で
そこまでとは知らなかった先生方を驚かせておりました(笑)。
しかも武者修行と銘打ち(K監督先生)武道学園さん低学年チームに
派遣されていたその環境で。よっぽど伸び伸びと剣道が出来たのか(笑)、
詳細が気になるところです(笑)。本当に頑張りました。(^-^)v
午前中の二回のリーグ戦、午後の申し合わせ試合を終え、そして名物(?)
大地稽古大会。これ、好きです(笑)。
ざっくりと、5・6年生、3・4年生、1・2年生の三列横並びに分けて、途中から
各団体の先生方も大挙参加しての右回り大ローテーション。
太鼓の音で全フロア一斉に始まる「お願いします!!」の声、気合い、
弾ける竹刀の音!!見応えがありました。(^-^)
子どもたちもきっと楽しかったはず。竹刀を合わせてみたい相手の向かって左に
そーっと並んでおくのがコツですね(笑)。
大会後のミーティングではT先生よりひとつの質問。
「今日、自分が何勝何敗やったか
今ぱっと言えるやつ?」
慌てて指折り数えたり、目で宙を追ったり、口ごもるこどもたち(笑)。
K監督先生、I先生からも、そこから生じる意識の差、一年間を通しての
成長の差、実力の差につながっていくとの訓話があり。
いくつ勝っていくつ負けたのか。相手チームはどこ?相手の名前は?
どういう状況で自分に回って来てどのように試合をしたのか、何を決めて、
何を取られたのか?その結果どうなったのか?自分はどう戦うべきだったのか?
それが、考える剣道。
前述の通り、翌稽古後には発表会が行われ、さすがにこの時は
みんなはきはきと返答、「次はもっと打つタイミングを考えて」「力を抜いて
体をやわらかく」「左足に体重を乗せて」「攻めが甘くなったのでそこを注意して」
などなど各々ひとことも添えられておりました(!)。内容が具体的だったのが
驚くとともに成長を感じさせます。(T-T)次からは子どもたち自身にスコアを
付けさせよう、という提案もあるみたいで、それは本当に良いですよね。
今回も一歩一歩。
毎週ごとに試合、大会が続いておりますが次はいよいよ今年最後の田村周山杯。
体調管理をしっかりと気をつけて、走り終えましょう。
頑張れ、松岡少年剣道教室!!(^-^)