今読んでいる剣道書籍、「剣道 勝負への道」 (會田彰範士 著)

このようなページがありました。

指導者一考

(あなたはどんなタイプの指導者ですか?)

僕は少剣の指導者ではありませんが、娘に関してはそうである、と

言えるのではないかと思っています。その心づもりで読んでみると、

はっとさせられることがたくさんありました。7つある設問のうち、

娘にもすぐに実践できる、と思ったのが⑤と⑦。(本文ではそれぞれに

會田範士の質問意図、アドバイスが書かれています。)

①長所賞讃型ですか?

②欠点指摘型ですか?

③指導者は、未知の世界への案内人だということがわかりますか?

④おかれた環境に即して、レベルアップに心がけていますか?


⑤試合に負けたあと、負けた相手が負ける試合を観戦させていますか?

自分が、あんな攻め方ができれば勝てたかも知れない。相手が

優勝したら諦めもつくし、次への目標と意欲も湧いてこよう!

⑥教え子が、閉会式で表彰されている姿を夢に見ることがありますか?


⑦決勝戦の試合を観戦させていますか?

決勝戦を見たことのない選手が、決勝戦には進出できませんね!


⑤、は言われて「あ。」となりました。現状一回戦負けがほとんどの娘ですが・・・、

敗退後、「上手い子の試合見ときなよー。」と漠然と言うことはありますが、

「(自分に勝った)あの子がどうやって負けるか見ときなよ。」と言った

ことはありません(パッと聞き失礼ですしね。(^-^;))。言い換えれば、

「どうやったら勝てるのか。どうやったら勝てていたのか。」

学年がずっと上の子、圧倒的に実力差がある子との試合ならきっと

そういうものだと納得行くのですが、惜しかった試合だったのなら特に。


負けた分析はよくやりますし、言います。でもどうやっていたら勝てていたのか、

その実例が、次の試合で見られるかも知れない。

見ないといけないですね・・・(笑)。そして撮りためた試合動画も、

そういう視点で見直してみる、また負けた相手の次の試合も出来れば

録画させて頂く。そして、検証、研究する。それをまた稽古に反映させる。

それがきっと自分で考えて行動する、その訓練にもつながって行くこと

なのではないかと思います。

関連して⑦も・・・。その通りではないでしょうか(笑)。ぐうの音もでない(笑)。

ちゃんと子どもに「見る理由」を説明して、自分も一緒に見たいと思います。

機会がある時はなんとなく、見ておりましたが、「いつか決勝に出るんだ!」

そういう気持ちで見る、見せる。今の段階では笑われてしまうかも知れませんが、

「見たことのない選手が決勝戦には進出できません。」

その一歩から、始めたいと思います。

 

頑張るぞ。m(--)m