月曜日の少剣の稽古中、K先生の声で稽古がとめられます。

約束稽古のひとつなのですが、それが、どうしても出来ない子がいました。
 
左右の面返し胴の連続移動。
 
元立ちは、一定のリズムで大きくメンを打ちながらゆっくりと後退、
 
掛かり手は、そのメンを左で受け(返し)右胴、右で受け(返し)左胴、
 
主眼は「竹刀操作の感覚の幅を広げる」こと。
 
僕もちょっと混乱しましたが、なんとか見よう見まねで。(^-^;)
 
そして、出来ない子。
 
いや、確かにこれは慣れないと難しいよなあ、とその時は思っていたのですが。
 
稽古後、家に帰り娘に尋ねます。

「あれ、ちゃんと出来た?」
 
娘と二人一組になり動きをおさらい。
 
ん?
 
おかしな動きがあります。
 
左で受けて、右胴を打つ時に、左足を前に出して打っているのです。
 
あれ(笑)?

稽古中は動きをなぞることに必死で、全然気が付かなかった。
 
え。胴って、いや、面も小手も、左足を前に出して打突することなんてあるのだろうか。
 
ネット検索・・・。
 
戦前は・・・、その打ち方が、あった!
 
そして「形」の中でもその動きがある、らしい。
(すみません、これから勉強する予定です。(^-^;))
 
へぇー。
 
絶対、左足は前に出ない!で習って来ましたもんねー、僕も娘も。

(試合でそういう打ち方ってどう判断されるのだろうー?)
 
ん・・・?
 
あ。
 
もしかして、出来なかった子は、それで混乱した・・・!?

「この場合は左足出してもいいんやで。それで、こうしてこういう順番で。
体で竹刀の動かし方覚えよな。」
 
そういう声掛けを、その時にしてあげられない自分が不甲斐ない。

本当にもっともっと勉強しなければ・・・。

きっと、ちょっとしたところなんですよね、子どもが傷付いたり、また逆に
自信を持ったり。

間に合う自分に、なりたいものです。m(--)m