日曜日の表彰式後猛稽古(字面が素敵(笑))のあと、

三年生男子Kちゃんの竹刀の綻びに気が付いた若手I先生、

「これは相手が怪我するからもう使っちゃダメだぞ。」

 

本当だ。あ~、頑張ったんだなあ、と。

 

もちろんその日一日の試合や稽古で駄目になったわけではなく、

Kちゃんの積み重ね。

 

今年2月に入団して来た小さなKちゃん。

 

4月にたくさんの新人さん達が入団して来るとあれよと言う間に

編成上の理由で中級クラスに。

 

そして、これまたあっという間に防具をつけさせられ即、試合に。


もちろん、勝てる道理もなく、出れば負け。

そしてもちろん、悔しそう。
 

うちの娘もまあ、似たようなものではあるのですが、(^-^;)
当時は「もう試合ですか!?」と思った半年の稽古期間も、
Kちゃんに比べれば全然十分で。

心配は、Kちゃんの気持ちが折れてしまわないか。

T先生は、「どれだけ負けに辛抱できるかです・・・。」

めちゃめちゃ渋い表情でおっしゃってましたが、

今は忍耐。いや、しばらく忍耐か。

僕も、「Kちゃん、絶対つようなるで!」といつも声をかけています。

 

ボロボロになったKちゃんの竹刀。

昨夜の稽古終了後、地稽古の元立ちをさせて頂いて思ったことをひとつだけ。

 

「Kちゃん、あの引き面ええなあ。ぴょんってやつ。」

「これですか?」と、その場でぴょん(笑)。

そう、それで残心しながら大きな声でメエ~~ン!!や。

その日はきっと来る。

僕は、楽しみにしています。