いよいよ本題です。今回の特集の肝は、自分にはここだな、と感じました。
子どものやる気を引き出すには・・・(続・切実)。

「つまり、結果よりも、それまでの過程を評価してあげる、ということです。

結果の評価は、勝ち負けがはっきりしていますから指導者側としては

評価がしやすいですが、勝たなければ評価をされないということに

なってしまいます。過程を大事にすることで、将来ぶつかるであろう

困難を乗り越える力が養われると考えています。」

高橋海有教士八段、台東初音幼稚園長、真言宗豊山派観智院副住職、

初音劔志塾塾長、大正大学剣道部監督

過程を大事にする。

これは、様々な段階の子どもにも応用が出来ると思いました。

うちの娘の場合、試合の勝ち負け以前の・・・、稽古の内容以前の・・・、
稽古にちゃんと来る(笑)、というその過程から。

稽古の日。

お。宿題ちゃんと済ませたな。友達と無理矢理遊ぶ約束してないな(笑)。
お!自分で時計を見て道着に着替えはじめた!防具をかついで玄関に!!
 

大いに評価したいです(笑)。

そして、高橋教士の言葉は続きます。
 

「面打ちが出来ないなら、なぜできないのか、その子なりの課題を、こちらが

言ってあげるのではなく、気付かせてあげること。そして、それに取り組む、

姿勢、気持ち、意欲を評価してあげることが大切です。実は、できたか

できなかったかという問題は、ここで評価するべき点ではありません。

できる子は良い、できない子は駄目という評価になると、出来続ける子は

いつか、つまずいた時に、出来ない子になってしまいます。」

 

「少年剣道の場合、保護者の方の考えがその子に大きな影響を及ぼします。

たとえば、試合に勝てば保護者の方は当然、喜ぶと思います。勝ち負けに

こだわらないことは前述しましたが、喜ぶということは決して悪いことではなく、

子どもと思いを共有するという点では、とてもいいことです。ただ、負けた時に

『なにやってるの』などと叱ると、これは『勝ったらOK、負ければダメ』という

評価につながります。負けた時に、ともに悔しい思いをする、というのは

保護者側からできる大きなプラス要素になると思います。」

なんだか心が洗われるようです(笑)。自分の中のもやもやがかななり、

整頓された気がします・・・。

そして、今日は明日の試合前の自由参加の自主稽古・・・。

 

行くだけで、偉いぞ(笑)!!(T-T)

 

過程を大事に、辿り着くまでが稽古(笑)。m(--)m