これまで少年剣道を見ていて、衝撃的だった試合があります。

今年の3月頃だったと思うのですが、昨年度の6年生達の最後の試合。
その日の大会は県内だけではなく県外からも強豪チーム、道場が多数

参加しておりました。

そして予選リーグ、緒戦。

なんと、松岡少年剣道教室Aチーム、0-5の敗北。

(本数も0-10ぐらいだったと思います。)
僕は、あの子達があそこまで一方的に負けたのを初めて見ました。

もちろん、上には上がいることは承知しています。

それでも、娘が剣道を始めるきっかけとなったMちゃんを含む

エース二人まで・・・(彼らの名誉のために決して弱い選手ではないです)。
チーム監督のT先生は苦笑いしながら「(相手が)凄いな・・・。」と何度もつぶやき、

若手I先生も「・・・東海剣道、久しぶりに見ました。」とやたらキリッとしています(笑)。
 

そこで芽生えた疑問。
同じ小学校6年間を過ごして(開始時期に差はあれど)ここまで開いてしまう差とは

一体何なのか。そして松岡に勝った彼らですら、(おそらく)全国では負けてしまう。(^-^;)

そして、どこを見つめて(目指して)、子供に剣道を続けさせるべきか。

全国制覇・・・。全然リアリティが湧きません(笑)。
全国大会出場?一生懸命教えて下さっている先生方や支えている保護者の方々を
思うと、一度はそういうところを経験してみたい、また子供たちにも経験させてあげたい、

と思わないことはない、・・・ぐらいの重さですか。(^-^;)


現在小学3年生の娘、今日の稽古では鼻血を出しながら(笑)休み休みながらも

最後まで頑張っていたみたいです。この中にも、一歩一歩の成長があります。
まずは、そこを大切にして行きたい。そしていつかはあの6年生達のように、
(その時点では)どうやっても勝てない相手と出会ってほしい。

そして、多分、それだけではない剣道の素晴らしさ、進んで人生の面白さ、奥深さにまで

触れてほしい。どうやらそちらの方向でしょうか。

とりあえず、次の大会前の自主稽古、自分から行くと言うかどうか、楽しみにしています(笑)。